～あらすじ～
京都・下京区にある「そのうちカフェ」は、小さな公園のとなりに佇む、 地元の憩い場。
マスターの星孝史がひとりで切り盛りしてきたが、 利き手を骨折しバイトを雇う事になった。
アルバイトに採用された大林沙耶は、高校を卒業したばかりで不器用を絵に描いたような性格。
しかし、一生懸命かつ異様なほど几帳面に働き、
その姿はマスターはもちろん、常連の間でも注目の的となっていった。
そんな沙耶を、公園から覗き見る男がいる事に気付いた星。
問いただせば、セクハラの罪で大学教授の職を追われホームレスになってしまったという、
この男は、沙耶の元義理の父親だという。
家族に迷惑をかけまいと、事件の渦中に妻と娘の元を離れたが、
唯一後悔しているのは、
「セクハラは事実無根である」という説明を娘にしなかったことだった。
実は、星も DVがあったという妻の証言のせいで、
離婚後、娘と一度も会えないままの人生を送っていた。
そこで、星は沙耶と元義理の父親の再会を画策するが、突然思いも寄らない事実が明らかになり、
星たちはそれぞれの過去ともう一度、向き合わざるを得なくなる──
監督は、これまで助監督として数多くの作品に携わり、
本作で長編映画監督デビューを果たした、本日ゲストにもお呼びする「柳裕章」
監督の実経験を元に生まれた原案を、松下隆一が脚本にした企画が、
「文化庁補助対象事業」に選出された事で実現した。
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本日は・・・
「京都シネマ」にて、明日・2/21に公開する映画『事実無根』のチケットを2組4名の方にプレゼント🎁