エフエム京都放送番組審議会レポート
放送番組の適正を図るために毎月1回、各界の有識者からなる委員によって放送番組が審議されています。
α-STATIONでは、この結果を踏まえて今後のより良い番組に努めております。
・委員(敬称略)
柳澤伸司(委員長)
内田孝(副委員長)
四方博子
大和まこ
渡辺チカラ
・放送事業者側出席者名
黒柳輝昭(番組審議会事務局長)
福田 ちづる(編成制作グループ/プロデューサー)
議題(1) 特別番組『 KYOTO WRAPPIN'』について
今回の審議会では、特別番組α-STATION HOLIDAY SPECIAL『 KYOTO WRAPPIN' 』<4月 29日(月・祝)、15:00~16:00放送> について審議を行いました。審議に先立ち、福田担当プロデューサーから番組について
◇DJはアーティスト「エゴラッピン」の男女2人組
◇京都市内の町屋カフェでの、バイノーラル方式による録音番組で、聴感上アーティストをより身近に感じてもらうことを意図した特別番組
◇週末のひととき、リラックスした雰囲気のなか音楽の話題や、春のお出かけ情報で番組を構成
旨の説明があり、各委員による自由討議が行われました。
<各委員の発言骨子>
◇番組の内容に録音方法がマッチしていて、まるで自分が録音の現場に同席し、2人と話しているような親近感が好印象
◇臨場感豊かな録音方法が良い効果を出しているが、その説明があまり無く、録音している場所の説明も含めて、時おり紹介するなど、もう少しリスナーを意識した制作姿勢に期待したい
◇今回の番組では、録音方法による臨場感を活かしたかったのか、あるいは、この場所で録音をすることが目的であったのか制作側の意図が曖昧な印象があり、録音方法がどれだけ活かされたか、一般リスナーが十分楽しめたのかの検証が必要かと思う
◇この録音方法は良い取組みであり、制作側の自己満足に終わらず、リスナーを十分に意識して、バイノーラルの魅力と面白さを活かした今後のチャレンジに期待したい
次回開催は、6月14日(金)14:00を予定しています。