エフエム京都放送番組審議会レポート
放送番組の適正を図るために毎月1回、各界の有識者からなる委員によって放送番組が審議されています。
α-STATIONでは、この結果を踏まえて今後のより良い番組に努めております。
・委員(敬称略)
柳澤伸司(委員長)
斎藤英之(副委員長)
山本卓美
大和まこ
原田裕子
渡辺チカラ
・放送事業者側出席者名
黒柳輝昭(番組審議会事務局長)
福田 ちづる(編成制作グループ/プロデューサー)
議題(1) 特別番組『THE WAY TO GO HOME』について
今回の審議会では、特別番組『THE WAY TO GO HOME』<4月29日(月)15:00~15:55放送、DJ/川島郁子、出演/太田茂(プロデューサー、映画監督)、サトウタツヤ(立命館大学研究部長)>について審議を行いました。審議に先立ち、福田担当プロデューサーから番組について
◇α-STATION「Family」キャンペーンの別番組として放送。
◇「認知症」の改善に取り組む現場を取り上げたドキュメンタリー映画『僕がジョンと呼ばれるまで』を紹介しながら、同映画の監督、心理学の研究者のインタビューを交えて、高齢化社会の家族像を考える番組。
◇インタビュー部分はBGMを無くし、話の内容が際立つ構成とした。
旨の説明があり、各委員による自由討議が行われました。
<各委員の発言骨子>
◇興味を持って聴いたが、内容的にこの放送日時が相応しいか否かが気になるところ。
◇DJトークとインタビュー部分、それぞれBGMの有り無しの制作手法は、番組の流れに変化を生み、飽きることなく聴けることで、話の内容も良く伝わったと思う。
◇学習療法の医学的効果および評価については、いろいろと意見のあるところであり、その点もう少し丁寧な説明が必要かと思う。
◇この番組のように、リスナーに有益な情報を盛り込んだ番組は、再放送やポッドキャスト配信をするなど、リスナーの聴取機会を増やす取り組みにも期待したい。
次回開催は、6月13日(金)14:00を予定しています。