エフエム京都放送番組審議会レポート
放送番組の適正を図るために毎月1回、各界の有識者からなる委員によって放送番組が審議されています。
α-STATIONでは、この結果を踏まえて今後のより良い番組に努めております。
・委員(敬称略)
柳澤 伸司(委員長)
柳原 弘行(副委員長)
山本 範子
稲田香一
大和まこ
・欠席/意見寄稿委員1名
菅野 勘太郎
・放送事業者側出席者名
黒柳 輝昭(番組審議会事務局長)
福田 ちづる(編成制作グループ)
議題(1) 番組 「α-ACADEMIC SPECTRUM」について
今回の審議会では、番組「 α-ACADEMIC SPECTRUM 」<毎日曜日 24:00~25:00放送、出演DJ/吉田 進 (エフエム京都 代表取締役)、秋田美幸>について、審議を行いました。
審議に先立ち、福田担当プロデューサーから番組について
・地域メディアと大学とのコラボによる、新しいスタイルの科学教養番組。
・毎回お一人、京都大学 理学部 の教授をゲストに迎え、"研究内容"や"人となり"のお話を聴く。
・リスナーに、科学の世界を解り易く伝えることをねらいとする。
旨の説明があり、各委員による自由討議が行われました。
<各委員の発言骨子>
・有意義な番組だと思うが、ゲストの話の内容は専門度が高く、また、一般の方ということもあり早口で聴きづらい。
・トークの掛け合いでは、かみ合っていない部分も見受けられる。ゲストとの事前の打合せを十分に行うことが必要。
・番組には企画コンセプトがとても大切だし大事な作業、その意味からもこの番組のねらいは良いと思う。
・「人の話を聴く」番組は減る傾向にあるが、ゲストに語らせ、その人となりを魅力的に引き出し、ラジオで聴かせるノウハウは大切だし、有意義なコンテンツ資産にもなる。
その為にも、リスナーに深く印象付ける番組構成の工夫や、事前準備を入念にする必要を感じる。
次回開催は、4月8日(金)14:00を予定しています。