番組審議会

エフエム京都放送番組審議会レポート
放送番組の適正を図るために毎月1回、各界の有識者からなる委員によって放送番組が審議されています。
α-STATIONでは、この結果を踏まえて今後のより良い番組に努めております。

1.開催日時
2009年4月10日(金)14:00~
1.開催場所
株式会社エフエム京都 会議室
2.委員の出席
・委員(敬称略)
 柳澤 伸司(委員長)
 工藤 祥人
 稲田 香一
 大和 まこ
 高橋 圭太
・放送局
 黒柳 輝昭(番組審議会事務局長)
 白水 毅(編成制作グループ)
4.議題
番組「DELICIOUS DONUT」について
5.議事の概要
今回の審議会では、番組「DELICIOUS DONUT」(毎週、月~木曜日、19:00~21:00
放送、審議該当4/2放送分担当DJ「西村 愛」)について、審議を行いました。
審議に先立ち、白水担当プロデューサーから番組について
・従来、平日の深夜帯(02:00~04:00)に放送していた録音番組を、
今春4月改編により、時間を繰り上げ、生放送にリニューアルした番組。
・DJも日替わり担当制とし、新たに新人DJ3名を起用した。
・番組内容は、従来どおりの音楽中心の構成。
・この時間帯は長年リクエスト番組としていたが、この番組からは
リクエスト形式はとらないこととした。
・4月改編のポイントとして、リスナーサービスの基本に立ち返る意味
からも、全番組にわたって極力曲紹介を心がけており、当番組について
も実施している。
・審議番組(4/2放送分)のDJは新人「西村 愛」、その他の日の新人DJ
も含めて、お互い競いながら番組とともに成長させていきたい。
旨の説明があり、各委員による自由討議が行われました。

<各委員の発言骨子>
・仕事をしながら2時間通して聴いても、違和感なく聴けるところが良くもあり、
一方で物足りなさを抱かせるかもしれない。
・ラジオの特性・魅力として、お気に入りのDJにファンリスナーがつくこと
を考えると、日替りDJにすることのメリット・デメリットが気になるところ。
・地域の話題等、トーク面でも生放送ならではの良さが表現されている。
・新旧織り交ぜた選曲の音楽番組として違和感無く聴くことができたが、逆に、
選曲にテーマ性や意図を持たせた方が聴き流されず、音楽番組として期待感を
持ってリスナーに楽しまれると思う。
・パーソナリティの個性を出そうとするのであれば、もう少しトークの量があった
ほうが良いのではないか。
・楽曲の紹介についてはリスナーにとってとても親切だと思う。
・番組の構成上、これからの各DJの個性に期待したいところではあるが、楽曲
リクエストの休止は良いとしても、リクエストに替わるリスナーとのコミュニ
ケーションをどのように確保していくか、今後示していく必要があるのでは
ないだろうか。
リスナーからのメッセージや身近な街情報の交歓を通してDJとの繋がりが
形成され、コミュニケーションを通して番組やDJの個性も形になっていく。
これからのラジオとして、αらしいスタイリッシュなリスナーとの繋がり感醸成
への意欲的な取組みに期待したい。

5.次回開催
次回開催は、5月15日(金)14:00を予定しています。

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