Voice To You WEB対談 Part3
α-Stationの番組STARDUST PARADEで毎週木曜日にお送りしている人権啓発コーナーVoice To Youのwebバージョンとして、DJマツモトアキノリが「京都府人権啓発学生サポーター会議」に参加されている学生、京都外国語大学4回生の田中信資(たなか しんすけ)さんと、
同志社女子大学2回生「中嶋久美子(なかじま くみこ)」さん、そして京都工芸繊維大学2回生の「水野華織(みずの かおり)」さんに人権についてお話をお伺いしました。
マツモト
次に8月2日に行いました『HUMAN LIVE KYOTO 2010』についてなんですけど、この日もいろんな催しがあって大変だったと思います。ちなみに田中さんは本番終えてどんな気持ちですか?安心したってカンジですか?
田中
ぶっちゃけ、それはあります(笑)
マツモト
ねー(笑)でもやっぱりそのしんどさの中にも、いろんな充実感とかあったと思うんですけど、どんなことを感じることができました?
田中
今後もずっと考えていかないといけないことなんですけども、作っている間も、本番中も、終わった後、今もずっと考えていることとして、「人権とは何ぞや」ということが最終的に残っています。これは生きてるうちはずっと考えるものなのかなと思います。
マツモト
では今現在、田中さんが思う人権とは?
田中
人権・・・難しいですね。今も考えてます。
マツモト
まぁなかなかね、まだ答えがまとまってないと思いますけども。じゃあこれから、ちょっとづつ考えながら固まっていくものなのかな?
田中
そうですね。
マツモト
中嶋さんは本番までいろんな準備大変やったと思うんですけど、苦労したことで覚えていることありますか?
中嶋
大学の授業で先生に許可を頂いて今回のイベントの告知をさせてもらったんですけど、200人ぐらいいる大教室で話したときに、思いを伝えるように話したつもりでも、やっぱり「人権」って言葉を聞いた瞬間にあまり興味が無くなってチラシを見なくなってしまう人がいたりだとか、「ちょっと難しそうね」っていう顔をされてる学生さんがすごくあって、それが今の学生の現状だなって、痛感しました。そこの部分をもっと若い世代が考えて、もっとこれから推し進めていかなければいけない問題点なんだなっていうふうに実感しました。
マツモト
中嶋さん自身は比較的にすんなりと受け入れられたんだけど、周りの学生をいかにその気にさせるではないですけど、乗せていく、そういうところに苦労を感じたんですね。
中嶋
そうですね。
マツモト
水野さんは「これ大変やったな」ってありましたか?だってみんな学生さんで、大学もバラバラやし、学年も違うわけでしょ?そんな人たちが一つになるって難しいことやと思うんですけど、どうやってそれはまとめていったの?
水野
結構京都中を駆け回ってミーティングとか。私は分担的に作業のほうが多かったんですけど、それが結構大変でしたね。
マツモト
最初からこんなに仲良かったんですか?
三人
いやぁ~・・・(笑)
田中
全然しゃべらなかったです。
マツモト
でも僕が会ったときはもうみんな本当に友達以上の何かでつながれてる感じはしましたけどね。自分から話しかけるとか、何か意識したことあります?
田中
もともと3つの部で分かれてたんですけど、それを全部まとめたオールナイトミーティングみたいなものを3~4回やって・・・
マツモト
オールナイトって朝まで?
三人
そうですね。
マツモト
何してんの!?
田中
これはもう学生にしか出来ないなということで、代表の青木君が中心となって企画してやったんですけども、それでどんどん仲良くなっていったと思います。
マツモト
じゃあ夜通しで話して話してその結果一つにまとまっていったんですね。
次回も引き続き「京都府人権啓発学生サポーター」の皆さんが主催した『HUMAN LIVE KYOTO 2010』についてお話をお伺いします。