Voice To You WEB対談 Part5

2010.09.23

α-Stationの番組STARDUST PARADEで毎週木曜日にお送りしている人権啓発コーナーVoiceTo Youのwebバージョンとして、DJマツモトアキノリが「京都府人権啓発学生サポーター会議」に参加されている学生、京都外国語大学4回生の田中信資(たなか しんすけ)さんと、同志社女子大学2回生「中嶋久美子(なかじま くみこ)」さん、そして京都工芸繊維大学2回生の「水野華織(みずの かおり)」さんに人権についてお話をお伺いしました。

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今回は連載の第5回目となります。

マツモト 
このイベントを通して、「今後、気を付けたいと感じたこと」とかありますか?

田中   
個人的に感じたことは、僕は高齢者体験のブースを作っていたので、パネル展示では認知症を予防するっていうことについていろいろ勉強させてもらって、実際本番でもいろいろな方にお話させてもらったんですけども、そういう認知症を予防することについてももっともっと考えていきたいと思いましたし、高齢者の方への自分の対応とか接し方とかっていうのも変えたいなと思いました。イベントの運営者という目線からいくと、普段街角でティッシュ配っている人とか、学校の周りでビラとか配っている方とか、基本ぼくは無視してたんですが、ウザイなと思って(笑)でも自分が運営者になってみると、自分は呼び込みをやっていたので、親切に少しでも目を向けてくださる方をもう「神か!?」っていうぐらい優しい眼差しが(笑)なので皆さんにっていうメッセージを込めて伝えるのであれば、普段からもっと暖かく人に接することを心がけたいなと。

マツモト 
受け取る前に、何のイベントかも分からないのに「もうイイです」とかって言うのも失礼な話よね。そっか、渡す側の気持ちが分かったんですね。中嶋さんは何かありますか?

中嶋   
今回のイベントを運営するにあたって、たくさんの方の協力が無いと絶対成り立ってないものでしたし、家族の支えももちろん、友達やキャップ回収に携わってくださった方や、もちろん京都府の方、当日ステージに出てくださったアーティストの方やマツモトさんや、スタッフの方からいろんなたくさんの人の力がなければ無かったというのがすごく思っていて、私を除く中心スタッフ16人に本当に感謝しています。やっぱり常に「ありがとう」とか、普段言えないけど感謝の気持ちを常に持って、自分一人じゃ生きていけないし、一人じゃこういうことも出来てないんだから、「ありがとう」っていう感謝の気持ちを忘れずに、これからもいようと思いました。

マツモト 
僕は学生時代は仕送りとかもらってやってたんですけど、なんか「仕送りもらうの当たり前」「勉強できる時間あるの当たり前」になってしまう。勉強できる時間あるのにサボるとかね。今考えたらそれも、周りの支えがあってのことだと自覚すれば、そんなこと無いもんね。

三人   
そうですね。

中嶋   
当たり前に思っていることも絶対当たり前じゃないし、そのことを忘れてしまいがちだからもう一度ちゃんと思い直して、考え直すことが一番大事なんじゃないかなと思いました。

マツモト 
水野さんは?

水野   
中嶋さんとカブるところがあるんですけど、まずこの機会を作ってくれたことが本当に有難くて、推進スタッフとか京都府の方々とか。周りの友達もエコキャップを学科のみんなで集めてくれたりだとか、私が作業してるときに「頑張って」とか、友達も忙しいのに、それでも私のこと「頑張れ」って言ってくれたことが本当嬉しくて。このイベントに関わる全ての人にも本当に感謝していますし、その感謝を今回のイベントでどれだけ返したのか分からないんですけど、周りのみんなのおかげで無事にイベントを成功することが出来て、私自身幸せだと思ってますし、だからみんなにも本当に感謝しています。

マツモト 
じゃあ三人が次やっていくことは、同じような経験を後輩の方とかに伝えていくっていうことがすごく大切かなって思いますね。

三人   
そうですね。

次回は最終回です。
「京都府人権啓発学生サポーター」として活動した3人からのメッセージをお聞きしました。

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