端午の節句には…手作り柏餅なんてどうでしょう?

2020.05.05

今日、5月5日「こどもの日」、そして「端午の節句」です。
そんな「端午の節句」に欠かせない和菓子といえば「柏餅」ですよね〜!

「柏餅」はいつ頃から誕生したのかは諸説ありますが、一般的には18世紀中ごろと言われています。

昔から丈夫で大きな柏の葉は、食べ物を盛ったり、
包んで蒸したりする“器”としての役割を持っていました。

また、枯れ葉になってからも木から落ちず、
新芽が芽吹くまで留まることから“子孫繁栄”のシンボル的な考えがあり、
これが「家系存続」を考える武家にとっては縁起の良いものだったことも、
柏の葉が使われるようになった理由です。

ちなみに、関西には柏の木が少なかったことから、
1930年頃までは「柏餅」を食べる習慣は関東のみだったとのこと!

関西では、中国から「端午の節句」とともに伝わった「粽(チマキ)」を食べる習慣が一般的でしたが、現在は柏の葉が韓国や中国からも輸入されるようになり、「柏餅」は全国的に食べられています。

そこで、いつもは“鬼簡単レシピ”ですが、調べてみたところ…なかなか見つからず、
今回は柏餅の“小鬼簡単レシピ👹”をご紹介しましょう!

材料は…
上新粉 100g絹ごし豆腐 50g砂糖 20g水 1/2カップこしあん 80g柏の葉 4枚
(※豆腐を入れるのが、もっちりとした柏餅に仕上げるコツです!)

まずは、耐熱ボウルに上新粉、絹ごし豆腐、砂糖、水を入れて、泡立て器でよく混ぜます!
ラップをかけて、500Wの電子レンジで1分30秒ほど加熱。
一旦ボウルを取り出してヘラに持ち替え、全体を混ぜ合わせます。再びラップをかけて4分加熱。
大きめに切ったクッキングシートの上に、生地を取り出し、
 クッキングシートの上から艶が出るまでこねます。(熱いのでやけどに注意!)
その後、粗熱を取って4等分したら、楕円形に伸ばします。
同じく4等分にして丸めたこしあんを手前に乗せて、
 折りたたんで口を閉じます。これを柏の葉で包んだら完成です!

ここでのポイントは…
熱いうちにこねないと生地がまとまりにくくなるので、やけどに注意しつつしっかりこねること!
熱いうちに柏の葉で包むとくっついてしまうので、包むのは冷ましてから!・・・以上!!

では、実食!!

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熱い生地をこねるのは、大人でないと難しいですが…
あんこを乗せて柏の葉で包むのはお子さんでも大丈夫ですので、一緒にやってみてくださいね!

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