端午の節句には…手作り柏餅なんてどうでしょう?
今日、5月5日は「こどもの日」、そして「端午の節句」です。
そんな「端午の節句」に欠かせない和菓子といえば「柏餅」ですよね〜!
「柏餅」はいつ頃から誕生したのかは諸説ありますが、一般的には18世紀中ごろと言われています。
昔から丈夫で大きな柏の葉は、食べ物を盛ったり、
包んで蒸したりする“器”としての役割を持っていました。
また、枯れ葉になってからも木から落ちず、
新芽が芽吹くまで留まることから“子孫繁栄”のシンボル的な考えがあり、
これが「家系存続」を考える武家にとっては縁起の良いものだったことも、
柏の葉が使われるようになった理由です。
ちなみに、関西には柏の木が少なかったことから、
1930年頃までは「柏餅」を食べる習慣は関東のみだったとのこと!
関西では、中国から「端午の節句」とともに伝わった「粽(チマキ)」を食べる習慣が一般的でしたが、現在は柏の葉が韓国や中国からも輸入されるようになり、「柏餅」は全国的に食べられています。
そこで、いつもは“鬼簡単レシピ”ですが、調べてみたところ…なかなか見つからず、
今回は柏餅の“小鬼簡単レシピ👹”をご紹介しましょう!
材料は…
上新粉 100g、絹ごし豆腐 50g、砂糖 20g、水 1/2カップ、こしあん 80g、柏の葉 4枚
(※豆腐を入れるのが、もっちりとした柏餅に仕上げるコツです!)
①まずは、耐熱ボウルに上新粉、絹ごし豆腐、砂糖、水を入れて、泡立て器でよく混ぜます!
②ラップをかけて、500Wの電子レンジで1分30秒ほど加熱。
③一旦ボウルを取り出してヘラに持ち替え、全体を混ぜ合わせます。再びラップをかけて4分加熱。
④大きめに切ったクッキングシートの上に、生地を取り出し、
クッキングシートの上から艶が出るまでこねます。(熱いのでやけどに注意!)
⑤その後、粗熱を取って4等分したら、楕円形に伸ばします。
⑥同じく4等分にして丸めたこしあんを手前に乗せて、
折りたたんで口を閉じます。これを柏の葉で包んだら完成です!
ここでのポイントは…
熱いうちにこねないと生地がまとまりにくくなるので、やけどに注意しつつしっかりこねること!
熱いうちに柏の葉で包むとくっついてしまうので、包むのは冷ましてから!・・・以上!!
では、実食!!
熱い生地をこねるのは、大人でないと難しいですが…
あんこを乗せて柏の葉で包むのはお子さんでも大丈夫ですので、一緒にやってみてくださいね!