りてん堂♪
街の話題や、いい感じ~♪なことをご紹介するSomething Happyコーナー!
今日は左京区一乗寺のグラフィック工房「りてん堂」さん♪
一乗寺通りを東に向かって、
叡電の線路を越えて少し行ったところ、お店の窓から見えるのが、
昔のミシンを大きくしたような...
オルゴールの中身を巨大化させたような!?機械。
これが、推定年齢50歳越えの活版印刷機「チャンドラー」!
「あ~知ってる!活版印刷のお店やろ?!」という方もいらっしゃるのではないでしょうか??
【活版印刷】・・・
活字を組み合わせて作られた「版」を用いて印刷するアナログな印刷方法。
そう、非常~~~~~に手間暇のかかる印刷方法でもあります。
店内には鉛でできた「活字」がズラリ。
(ちなみにこの「活字」希少性が高く、全国でも活字を作れる会社はほぼ1社だそうです。)
実際に作業工程を見せていただきました♪
「活字」を一文字ずつ集めて箱に入れる「文選」
↓
その選んだ文字を並べる「植字」
↓
印刷機にはめるための枠に取り付ける「組みつけ」
↓
印刷機についているお盆のような場所にインクを塗り付けて
文字を押し付けるような形で1枚1枚紙を手差しで(!)差し込みながら、印刷していきます。
刷り上がった文字には、とっっっても味があります。
インクを直接紙に押し当てて印刷するので、独特の立体感が・・・
文字が印刷されている所がポコッとする感じ?!
"慶元まさ美"オリジナル一筆箋も作ってもらいました♪
紙自体の風合いと、ポコッと感がなんとも良い感じ・・・。
名刺やショップカードに特にオススメ!!
★村田さんはデザイン会社に勤めるサラリーマンでしたが、
"文字のレイアウトの元祖"ともいえる活版印刷に興味を持ち、京都の活版印刷の工場に通うようになり、
面白さ・奥深さを体感されたことが今の工房の原点となったそうです。
そんな村田さん、
「活版印刷の方がパソコンに比べてやっぱり制約がある。
でも制約があるからこそ、僕はデザインの幅が広がったかな」
「いっぱい刷って捨てられるものじゃなくて、残っていく印刷物を作っていきたい」
・・・と語っていらっしゃいました。
伝える力が宿る活版印刷、ぜひ工房にお出かけください。
りてん堂のホームページ
りてん堂のfasebookページ
4月25日(土)には、烏丸今出川「京都バザールカフェ」で開催される
「ヒキダシマーケット」に「りてん堂」さんが出店されます。
これ、「花*花」の「こじまいづみ」さん主催のマーケットで、
こじまさんやサニサイによるガーデンライブも!!
ぜひお出かけを!
ヒキダシマーケットのホームページ