地域情報発信コーナー『Kyoto Side』

2020.02.07

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このコーナーは、観光、グルメ、イベント情報など、
まだまだ知られざる京都府の魅力や情報を発信し、
共有していく地域情報発信WEBサイト「KYOTO SIDE」をもとに、
旬の情報をご紹介していくコーナーです。

今年の冬は暖かいですね〜。
植物たちも季節をちょっと勘違いしたのか、
梅の開花も例年より早く進んでいるようです。

今日はweb「KYOTO SIDE」の記事、
昨年2月にアップされている
「早春に見頃を迎える京都府最大の梅林・青谷梅林へ行こう!」から、
ひと足早く、春の香りをお届けしたいと思います。
「青谷梅林」があるのは、お茶の京都エリアにある「城陽市」。

例年2月中旬から3月中旬にかけて見頃を迎えるそうなんですが、
その規模にびっくり! 
なんとおよそ1万本もの梅が植えられているんです。

そんな「青谷梅林」なんですが、
実はその歴史は古く、鎌倉時代にはすでに土地の人々が梅を育てて収穫し、
加工して販売していたのだとか。

今でも、「生産梅林」がある「青谷梅林」では、
梅の加工品がたくさん作られています。

中には、ほぼ青谷でしか生産されていない、
「城州白」という幻の梅もあるとのことなので、
訪れた際は、ぜひチェックしてみてくださいね。

さて、記事では、
鎌倉時代に後醍醐天皇の皇子・宗良親王が
詠んだという和歌が紹介されています。

「風かよふ 綴喜の里の 梅が香を 空にへだつる
中垣ぞなき」

梅の花って控えめで可憐なのに、すごく香りがいいですもんね〜。
宗良親王が詠まれた気持ちがわかるような気がします。

ちなみに、「青谷梅林」の名前が広まったのは明治に入ってから。
衰退を憂いた地元の有力者たちが地元PR誌を作り、
「田山花袋」などの文人が
紀行文や歌に詠んだことから有名になったようですよ。

さて、そんな「青谷梅林」では、
毎年2月下旬から3月下旬に「梅まつり」が行われます。

普段は入ることのできない梅林の一部を開放して、
梅干しや梅ジャムなどを販売したり、屋台を楽しんだり。
期間中の土日には、コンサートや紙芝居などの催しも行われるそうです。

入場は無料とのことなので、
この機会にぜひ、古い歴史を持つ梅の名所、
青谷梅林へお出かけされてみてはいかがでしょうか。

 

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