【もうひとつの京都】地域情報発信コーナー【Kyoto Side】

2019.07.19

このコーナーは、皆さん、よくご存知の「古都京都」……だけでなく、
京都府北部・中部・南部のいわゆる「もうひとつの京都」エリアに注目!
茶畑が広がる、宇治茶の産地……南部の「お茶の京都」。
自然豊かで里山の風景が美しい……中部の「森の京都」。
美しい海の景観が楽しめる………北部の「海の京都」。
清らかな竹林が広がる………「竹の里・乙訓」。
KYOTO SIDE」は、この「もうひとつの京都」エリアを中心に、
観光、グルメ、イベント情報など、
まだまだ知られざる京都府の魅力や情報を発信し、
共有していく地域情報発信WEBサイトです。
このwebサイト「KYOTO SIDE」をもとに、
旬の情報をご紹介していくコーナーです。

「もうすぐ夏休み!!!」という学生のみなさん、
もしくは、「もう、夏休みです」という学生の方、
夏を満喫していますか?

「花火大会」や「海水浴」など、賑やかなイベントもいいですが、
たまには涼しく「図書館」で、文化的なひと時を過ごしてみてはいかがですか?

今日ご紹介するのは、京都市左京区岡崎にある「府立図書館」!
そう、「平安神宮」の大鳥居のすぐそばにある、あのかっこいい「図書館」です。

「一度は利用したことがある」
「建物はみたことがある」という方も多いと思いますが、
みなさん、ご存知でしたか? 
実は、「京都府立図書館」は日本初の公立図書館!
そして今の場所に移転して、なんと110周年を迎えるそうです。

今日はそんな歴史ある「府立図書館」の魅力を、改めてお伝えしたいと思います。
「府立図書館」といえば、なんといってもあのかっこいい建築が印象的ですよね。
設計をされたのは、「関西建築界の父」と呼ばれる「武田五一さん」。

「京都駅前」に建つ「関西電力京都支社」や、
「京都大学旧建築学教室本館」なども手がけられた、
近代京都を代表する建築家です。

彼が得意としたのは、「植物模様」や
曲線的な装飾が特徴の「アール・ヌーヴォー」や、
直線や幾何学的形態をモチーフとする「ウィーン・セセッション」という建築様式。

web「KYOTO SIDE」には、昔の閲覧室などの写真が掲載されているんですが、

「アール・ヌーヴォー調のシャンデリア」に「フランス製の壁紙」、
「書庫から本を出し入れするためのエレベーター」「水洗式トイレ」など、
当時の最先端設備がふんだんに取り入れられていたようです。

今、昔の姿を語るものは、阪神淡路大震災で深刻な被害を受けながらも、
なんとか残された正面外壁しかない……
と思っていたんですが、実は、月に一度の見学会で、
「武田五一さん」がデザインした
当時の家具類などを見ることができるんだそうです!

その時だけ、一般立ち入りができるという3階には、
花瓶を置いた跡が残る、曲線と直線を調和させた「花瓶台」や、
ハート型の背もたれがかわいい「真っ赤な椅子」、
日本の火鉢と西洋のテーブルを合体させたような
「手あぶり付きテーブル」などなど、
「関西建築界の父」こだわりのデザインがいっぱい。

読みたい本の背表紙を網の間から指で押すと、本を取り出してもらえるという、
貴重な「半開架式書棚」なんていうものも残されています。

ご覧になりたい方は、毎月第3水曜日の午後2時から開催される見学会へ
参加されてみてはいかがでしょうか。

ほかにもweb「KYOTO SIDE」には、夏休みにぴったりなお出かけ情報が満載!
花火大会のスケジュールや、水質良好な海水浴場の一覧などもあります。
ぜひ、皆さん、ご覧になってくださいね!

海・森・お茶の京都、そして竹の里・乙訓。
「もうひとつの京都」と呼ばれるこのエリアには、
まだまだ知られていない、素敵なスポットがたくさんあります。
このコーナーでは、そんな地域の魅力を発信するwebサイト
KYOTO SIDE」に掲載されている旬の情報をご紹介していきます。
webサイト「KYOTO SIDE」の方もとっても見やすく、とても分かりやすいです。
さらに、Facebook、Twitter、Instagramもありますので、
みなさんが見やすいものをチョイスしてみてください。
季節や時間によって色々な景色を見せてくれる京都。
このサイトを片手に、
京都をすみずみまで歩いて食べて見て体験してみてください。
あなたの知らない京都がここに詰まっています。
京都府内の穴場やグルメなどオススメの情報も多数掲載されていますので、
ぜひ、ご覧になってくださいね!
↓ホームページはコチラとなっています↓
https://www.kyotoside.jp/

リスナーの皆さんも、
「もうひとつの京都」のオススメスポットや穴場スポットなどありましたら、
ぜひ、番組宛てにメッセージをお寄せください。

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