1. The Köln Concert (Pt. I)　/　Keith Jarrett

「夏の終わり」しかも「日曜日の夕方」...というと、
なんとなくholidayが終わっていく感じ。
夢でいくと「魔法が解けていく感じ」。
そんな、たそがれの時間帯にはこのケルンコンサート・パート1が、
すごくハマると思いました。
これは即興演奏で出来ていて作曲では無いのに、
ここまで美しく展開が沸き起こっていくというのは、
まさに"休日がたそがれて終わり、新しい何かが始まるワクワク感がある"
というか、物憂げな中にも驚きの感覚があるなぁと思いました。

2. Happy Birthday 1975 / Joni Mitchell

『ミンガス』というアルバムに収録されているのですが、
ミンガスが54歳の誕生日を祝っている歌で
「ミンガスさんおめでとう！」って皆で歌っているかわいい歌。
これも"ミンガス"っていう巨大なミュージシャンが年をとって、
たそがれの時間を迎えていって、
そんな中でもJoni Mitchellみたいなフォークロックアーティストと
コラボレーションしたり、新しいことに挑戦しながら誕生日を迎える。...
そういう意味じゃ、日曜日の夕方っぽいのかなって。
何かが終わっていく代わりに何かが始まるっていうか、ちょっと楽しくなる曲。

3. In The Dark / Nina Simone

とうとう日曜の夕方が終わり夜が来たってことをイメージして、
この曲を選びました。
夕日も降りきって真っ暗闇なんだけど
「なんてここには愛があるのかしら？！」みたいな感じ。
確かこの曲ラブソングだったと思う。
これ本当に最高の名唱。
真っ暗闇でこういう曲が流れているなら、悪くない週末...週の始まり。
始まりとしての闇。

七尾旅人さん、11/4には「KYOTO MUSE」でLIVEを行います。
午後5時オープン、午後6時スタート
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