Kyoto Medical Talk☆ 佐古千衣子さん・安本早織さん・藤居理加さん
4月から毎週水曜日、歴史と伝統を誇る「京都府立医科大学」の先生をお招きし、
専門分野についてお伺いするコーナー「Kyoto Medical Talk」
今日は、「京都府立医科大学 附属病院」の佐古千衣子さん、
安本早織さん、藤居理加さんをスタジオにお迎えし、
【外来クラークのお仕事ってなに?】をテーマにお話を伺いました。
『外来クラーク』とは、主に、クリニックや病院などの医療機関に、
外から通院してきた患者さんに伴う事務業務などのことを指します。
府立医大では「外来クラーク」と呼ばれていますが、
正式には「医師事務作業補助者」という職種名称になります。
主な役割としては、先生が患者さんの診察や治療に専念できるように
サポートを行っています。
大学病院の先生は、患者さんの診察や治療だけでなく、その他にも
新しい治療の開発や研究、さらに学生への教育など、とても忙しくしています。
そんな先生の負担軽減のために、事務的な業務を代行する職種なのです。
他に、電子カルテの代行入力や診断書などの書類作成なども主な仕事です。
先生は、電子カルテの入力に集中することで、
患者さんと向き合って診察することが難しくなりました。
そのような時に外来クラークの先生が、事務的な作業を代行することで
先生方の負担軽減だけではなく、
先生は、患者さんと向き合って、診療できる時間が増えるようになりました。
先生がスムーズに、患者さんと向き合う時間を作るために、
欠かせない存在の外来クラークですが、
特に一番やりがいに感じるのは、その日の診察が終了した時に、
先生から「ありがとう」「助かったよ」などと
一言言ってもらえた時だそうです。
他にも、患者さんが治療を受けて元気になられた姿を見られると、
患者さんに寄り添えることができて、嬉しく感じるそうです。
そんな外来クラークですが、
現在人員不足で、サポートできる診療科も限られています。
外来の診察数の半分もついていないのが現状です。
まだまだついていない診療科が多くあるということで、現在、府立医大では、
医師事務作業補助者を募集しています。
医療の仕事に興味のある方や、少しお子さんの手が離れて
仕事を始めてみようかなと考えている方などは、
未経験でも働きやすい職場になっているので、ぜひチャレンジしてみては
いかがでしょうか。
放送詳しくはコチラから
皆さんからの質問・疑問・相談などメッセージをお待ちしています。
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