Kyoto Medical Talk☆ 岡垣雅美栄養士長
4月から毎週水曜日、歴史と伝統を誇る「京都府立医科大学」の先生をお招きし、
専門分野についてお伺いするコーナー「Kyoto Medical Talk」
今日は、京都府立医科大学 附属病院の岡垣雅美栄養士長
をスタジオにお迎えし、【夏バテ】をテーマにお話を伺いました。
栄養士の観点からみた「夏バテ」についてお話を伺いました。
今年は、梅雨明け前から猛暑が続いていました。
早くも夏バテぎみという方も・・・
冷房も必須になって、ついつい冷たいものも欲してしまいますが、
これが、夏バテの原因にもなってしまうのです
この気温では確かに冷房必須ですが、
外の暑さとの差が激しく、自律神経が乱れたりすることや、
冷たい飲み物や食べ物が多くなって、
胃腸の働きを弱めてしまうことで、食欲低下になることなどが原因の一つと
言われています。
暑いと睡眠不足にもなりやすいです。
「夏バテ」は見過ごしてはいけない場合もありますので、
異変を感じたら受診を推奨します。
夏バテ対策として、
これを食べれば「夏バテをしない!」という料理はありませんが、
今まで通り3食、バランスよくちゃんと食べることが大事です。
しかし、暑い時の食べ方として、
冷たい麺類や口当たりのよい物、またかき氷やアイスクリームなどの
冷たい食事を摂ることも増えると思います。
このような食べ方が続いてしまうと、知らず知らずのうちに、
たんぱく質不足になっている場合があります。
たんぱく質不足になってしまったら、体を元気に回復させることができません。
麺類を食べる際も、何かたんぱく質を意識したトッピングをするのも
良いのかもしれません。あと、夏の野菜や果物を摂取するのも大切です。
過去を見ても歴史的な暑い夏です。
料理を作ることもしんどい作業です。お惣菜の購入や冷凍食品の利用、
外食を楽しむことなども取り入れて、頑張りすぎず行うことも大事です。
子ども優先で、お母さんたちは簡単なものばかりにならないよう、自分の食事も
大切です。
食事の組み合わせを意識して、しっかり食べ、元気に暑い夏を乗り切りましょう。
『京都府立医科大学のオープンキャンパス』
今年は、8月8日(火)に医学科、9日(水)に看護科
ともに、午前と午後の2部制での開催されます。
詳細は「京都府立 医科大学」のホームページをご覧ください。
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