Kyoto Medical Talk☆ 山畑佳篤講師

2023.07.12

4月から毎週水曜日、歴史と伝統を誇る「京都府立医科大学」の先生をお招きし、
専門分野についてお伺いするコーナー「Kyoto Medical Talk」

今日は、京都府立医科大学 大学院の救急・災害医療システム学 山畑佳篤講師
をスタジオにお迎えし、【熱中症をテーマにお話を伺いました。

今年の夏も厳しい暑さになりそうです。
そんなこれからの季節、熱中症の患者さんが増えていきます

そもそも熱中症のなる仕組みとして、
体温調節機能がうまく働かなくなり、体の中に熱がたまって体温が上昇することで
生じます。

高温多湿な環境下ではもちろんのこと、室内でも熱中症の危険性が
高くなることがあります。
体の中に、熱をためないよう、気温や湿度を確認して、
衣服を工夫して、暑さを調整することが対策の一つです。

熱中症を予防するために「暑さ指数(WBGT)」というものがあります。
この「暑さ指数」とは、環境省が提供している熱中症の危険度を判断する数値で、
人体と外気との熱のやりとり(熱収支)に着目した指標となっています。
また、この暑さ指数は、単なる気温の高さだけが
影響するわけではないので、注意すべきです。

熱中症の気づき、初期症状ですが、
代表的な初期症状として、めまいや立ちくらみ、
ひどい場合は、一時的な失神などもあります。
もし、熱中症の疑いがあり、
意識がある場合は応急処置の手当てが、
意識がない、緊急性が伴う場合の対応は、
すぐに救急車を呼ぶ必要性があります。

『京都府立医科大学のオープンキャンパス』
今年は、8月8日(火)に医学科、9日(水)に看護科
ともに、午前と午後の2部制での開催されます

詳しくはコチラから

皆さんからの質問・疑問・相談などメッセージをお待ちしています。

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