Kyoto Medical Talk☆ 石川剛先生
4月から毎週水曜日、歴史と伝統を誇る「京都府立医科大学」の先生をお招きし、
専門分野についてお伺いするコーナー「Kyoto Medical Talk」
今日は、京都府立医科大学 附属病院 がん薬物療法部 副部長の石川剛先生を
スタジオにお迎えし、【〜三大疾病〜がんの薬物療法】をテーマにお話を伺いました。
石川先生は、消化器内科に所属し、胃癌や大腸癌などの消化器癌の
薬物療法を担当しながら、がん薬物療法部のスタッフとして、
府立医大病院のがん診療に関係する様々なお仕事をされています。
府立医大附属病院には、『薬物療法センター』という施設があります。
薬物療法センターは、全ての患者さんのがんの点滴治療を
ここで集約させて実施している施設です。
抗がん剤などは特殊な管理が必要なものです。
そのため、「がん薬物療法センター」では、
がん専門の看護師・薬剤師など、がん治療の専門スタッフが対応しています。
薬物療法センターのサポートとして、例えば、
点滴時間を利用して、主に看護師や薬剤師が
副作用が出た際の対応や生活上の注意点を説明したり、
食事や栄養状態に困っている患者さんがいれば、栄養士の先生から
直接栄養指導をしてもらえたりなど、サポートが充実しています。
「がんのゲノム治療」というものも行っていて、
患者の癌細胞におきている遺伝子変化「がん遺伝子パネル検査」と
よばれる検査法で調べ、その情報にもとづいて
患者さん一人一人の特徴に合わせた治療を行うというものです。
また、府立医大附属病院には「がん相談支援センター」という部署があり、
「がんよろず相談所」のような場所として、
がんで一気に多くの問題を抱えた、どこに相談をしたらいいのかわからない
患者のよりどころのような部署となっています。
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