『SPRITE INTERVIEW』 GUEST 「松浦俊昭さん」

20200814

8月の中旬。お盆ですね。

この番組をお聴きいただいている皆様、そしてこのブログをご覧になっている皆様のなかには

きっと京都以外にお住まいの方もおられることでしょう。

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ということで今日は壬生寺(みぶでら)の副住職 松浦俊昭さんをスタジオにお招きしまして

 

京都の方には「いつものお盆」。

京都以外の方にはもしかすると初耳な京都のお盆のお話をお届けいたします。

 

そもそもお盆というと私は8月のイメージだったのですが…

東京は7月なんですか…?

 

本当に地域によって時期も形態もさまざまなのですが

ご先祖様をお迎えして供養するというあたりは共通なようですね。

 

さて、今日のゲスト松浦さんがお勤めされている壬生寺のお盆はといいいますと

 

8月9日にご先祖さまをお迎えする「精霊迎え」

8月16日にご先祖さまをお送りする「精霊送り」

 

この間の期間をお盆と呼ぶそうです。

 

8月9日に重要無形民俗文化財にも指定されている六斎念仏が行われます。

 

そして16日までは、日没から21時までLED電球による灯籠約1000灯がならぶ万燈供養会…

その間にも各家ではさまざまなおもてなしがされます。

 

最後に、お盆の締めくくりとして

8月16日の午後8時から大文字、五山送り火が行われます。

 

他の地域の方々にとってはイルミネーションの意味合いが強いのかもしれませんが

京都の町衆にとっては大切なご先祖さまをお送りする行事。

 

送り火に向かって手を合わせ、午後9時ごろに火が消えると

「ご先祖さん、行かはったわ」と

家の後片付けを始めるのです。

 

 

さらに京都といえば「地蔵盆」。

8月24日前後に各町内会で行われていて、

“京都をつなぐ無形文化遺産”に選定されている京都の伝統行事です。

 

本来は町内の道端にあるお地蔵さまをお祭りする行事なのですが…

ほとんどの町内会で子供向けの縁日や子供たちにお菓子が配られていることもあって

 

京都で生まれ育った私は

地蔵盆といえば「近所のおばちゃんがお菓子をくれる日」だと思っていました。

 

今から考えてみますと、この地蔵盆があったおかげで地域の結びつきが強くなり

「近所のおばちゃん」とも交流が深まったのかと思います。

 

実際に地蔵盆を含めた町内のつながりは地域の目となって犯罪を抑止し、子どもの非行防止にも貢献しているそうです。

 

 

京都のお盆の習わし、いかがでしたでしょうか。

 

日本全国様々な形態はあれど

お盆を通してご先祖さまのことを考える、これが大切なんだと松浦さんはお話されていました。

 

SPRITE INTERVIEW来週もお楽しみに。

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