『SPRITE INTERVIEW』 GUEST 「釜井俊孝さん」
本日お招きしたのは、京都府宇治市にある京都大学防災研究所斜面災害研究センター長の釜井俊孝さんです。
京都大学防災研究所は、「総合防災」「地震と火山」「大気と水」「地盤」の4グループにわかれており、それぞれが自然災害に関する拠点として、災害現場で実践的な研究を進めていらっしゃいます。
釜井さんは「地盤」「地すべり」が専門でいらっしゃるとのことで、『埋もれた都の防災学』という本が昨年秋に、島根県、三重県、奈良県などの古代歴史文化にゆかりの深い5県が共同で実施している、古代歴史文化に関する書籍の表彰を通して、国民の歴史文化への関心を高める賞、「第7回古代歴史文化賞最優秀賞」を受賞されました。
この本では、ビルや道路の下にある「埋もれた都」に思いをはせ、地域の防災力を向上させることで災害を減らすことへ繋がるのではないかとされています。
本日は阪神淡路大震災から25年の節目の日でもあります。身の回りの「防災」について、もう一度見渡してみてはいかがでしょうか。
『SPRITE INTERVIEW』のゲストは、京都大学防災研究所斜面災害研究センター長 釜井俊孝さんでした。