『Sprite Talk』「彼方此方屋」店主 たなかきょうこさん♪

2022.02.24

いま輝いているコト・モノ・ヒトを紹介する【Sprite Talk】
木曜日は…京都に関わるゲストをお招きして、深く掘り下げていきます。

今週は「彼方此方屋」店主 たなかきょうこさんをお迎えしました!

たなかさんは、小さい頃に明治生まれのおばあさんと同居され、家庭着としての着物に馴染んで育たれました。
専門学校を卒業後、アパレル販売に従事されるかたわら、母の古着や神社やお寺などの市で買われた着物を愛用し昭和期の実用的な着方、用法、布の知識を習得されました。

■彼方此方屋では・・・

①簡単で心地いいキモノスタイルのご提案
国産・木綿のオリジナルキモノ「京・木棉 乙」
新発想のきもの
洋服兼用アイテム「とわえる」・かんたん着付け教室

②キモノを通じて広がる仲間との団欒
新年会・季節の集まりなどのイベント
動画や生中継を通じたコミュニケーション

③リユース・リサイクル・リデュース
着物やはぎれの買取と販売
裂き織レッスンと人形着物レッスン
エコバッグの販売

■そして彼方此方屋では、「京木綿プロジェクト」を展開されています。

古着を使った人工の土による木綿栽培を広め、廃棄衣料が布製品に生まれ変わる「エコ」を広げたいという思いのもとスタートされたプロジェクトです。

廃棄衣料をリサイクルして作られ、繰り返し使える人工の土の存在を知り、その土で木綿を育てれば「究極の循環」になると思い、プランター12鉢を並べて綿花の栽培を始められました。

しかし、1年間で500gしか収穫できませんでした。(着物1着の半分にも満たない量だそう)

そこで、「京木綿プロジェクト」として企業や学校などに、栽培の協力を広く呼びかけを始められました。

土と種をセットにして実費で配り、収穫した綿を回収。集めた綿を使い、布を作る。”

さらに、洋服や着物の古着の回収拠点も京都市内に数カ所設け、土を製造する会社に寄付する活動も始められました!

 

詳しくは「彼方此方屋」のHPをご覧ください。

 

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