「防災の日 -防災・減災 WEEKLY CAMPAIGN 2014」
今日、9月1日は「防災の日」です。
災害はいつ起こるかわかりません。予測できないだけに、この災害が起こってから、
そのたびに、いつも私たちは困惑することがたくさんあります。
これらの事象を、私たちは、過去の出来事とはせずに未来に向かう人々への教訓として、
また防災・減災への意識へと結ぶきっかけにしていかなければなりません。
α-STATIONでは、2008年7月1日に「緊急地震速報」を導入したことをきっかけに
毎年9月1日「防災の日」にちなみ、
防災・減災をKEYにしながら安心&安全地域=「京都」を目指して、
各識者をゲストにお招きし防災・減災のあれこれをご紹介しています。
今週の「KYOTO AIR LOUNGE」のでは、
「防災の日-防災・減災WEEKLY CAMPAIGN 2014」として、
安心、安全の街京都を目指して、さまざまな防災・減災に、
ここ京都で取り組んで関わっていらっしゃる方々をゲストにお招きして
災害時にはどうしたらいいの?といった疑問や、日頃の心構えや備えに役立つ情報をお届けします。
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初回の今日は、「京都府の防災」をテーマに、
京都府の取り組みの現状や、防災に関するお知らせについて、
京都府府民生活部防災・原子力安全課・主事 松尾 陽平さんをお迎えしてお話を伺いました。
最近の大雨については、
台風のように予め進路や接近日時等が"ある程度予想され情報が提供されているもの"と、
先月福知山市や京都市で被害があったような、
局地的な大雨、いわゆる"集中豪雨"の2種類に分かれています。
集中豪雨については、現時点では台風に比べ技術的に事前の予測が難しいですが、
それでも、国土交通省のHPで情報提供している「XRAIN」のように、
現在雨が降っている地域がかなり正確にわかるものがありますし、
京都府では、河川の水位計の増設やカメラを設置するなど、
河の状態をリアルタイムでより正確に住民の皆さんにお伝えできるようHPで情報発信をしています。
また、事前登録すれば、注意報や警報などの気象情報等がメールで入手できる仕組みも
府で提供していますので、これらを利用いただいて気象情報に十分注意いただくことが重要です。
そして、いよいよ危険が迫った場合には、
市町村の発表する避難勧告などの避難情報に従い、対応を取ることが重要です。
また、夜間など道路が冠水して水路に落ちる危険があるなど、
避難が難しいときは2階へ垂直避難する、あるいは家の裏が山の斜面に面している場合は、
その反対側の部屋に避難しておくなどの対応を取ることが必要です。
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「防災の日-防災・減災WEEKLY CAMPAIGN 2014」
この機会に、「普段から心がけている、防災の心構え」や
「"防災の備え"」、「減災」に関する疑問をもとに、
安心、安全の街、京都へもういちど、見つめなおし、皆さんと一緒に考えていきましょう。