3/20 Meets the Kyoto
今日は木津川市の「幻の大仏鉄道遺構めぐり」をご紹介します。
京都府の南部、奈良市に隣接している木津川市の加茂地区には、
およそ100年前、幻の鉄道“大仏鉄道”がありました。
大仏鉄道は、明治31年に開業した木津川市の加茂駅と
奈良市にあった大仏駅を走った およそ10キロの路線です。
当時は、赤いイギリス製の蒸気機関車が伊勢や名古屋方面からの
大仏参拝客を乗せ、花形路線となっていましたが、
明治40年、新たに平坦なルートが開通すると乗客は減少、
わずか9年で大仏鉄道は廃線となりました。
当時の資料や線路の跡が残っていないことから
“幻の大仏鉄道”と呼ばれている そのルートには、
加茂駅開業当時に建てられた赤レンガ造りの「ランプ小屋」や
現在もJR大和路線が走っている「観音寺橋台」、
本の表紙も飾った「鹿背山橋台」、
大仏鉄道の遺構のなかでも代表的な「赤橋」など、
当時の面影を残す建造物が点在し、現在、大仏鉄道の遺構をめぐる
人気のウォーキングコースとなっています。
木津川の里山風景に溶け込む明治の近代建造物「幻の大仏鉄道」を
散策してみてはいかがでしょうか。
(問)木津川市観光商工課 電話 0774-75-1216
Meets the Kyotoインフォメーション>>>>>>>>>>>>>
八幡市の“木津川”“宇治川”“桂川”の合流地点に近い
桜の名所 八幡市の“淀川河川公園背割堤地区に
新しいランドマーク「さくらであい館」が
いよいよ3月25日(土)にオープンします。
「さくらであい館」は、淀川三川合流域の地域間交流や地域振興、
観光、周遊の拠点として人・モノ・情報が出会うスペースとして
どなたでも利用できる施設です。
オープン当日の3月25日(土)と翌26日(日)には
オープニングイベント『淀川三川春フェスタ2017』が開催され、
マルシェやアウトドアクッキング、ジャズカフェなど“食”を中心に、
リバークルーズやスタンプラリーなど様々な催しが予定されています。
(問)淀川河川公園管理センター 電話 06-6994-0006