1/9 Meets the Kyoto
今日は八幡市の石清水八幡宮で行われる
「鬼やらい神事」をご紹介します。
京都府の南西部に位置する八幡市は、
多くの歴史遺産が保存されている自然豊かな街です。
なかでも、全国屈指の厄除け神社として知られる“石清水八幡宮”は、
昨年2月に国宝に指定され、さらに注目を集めています。
そんな“石清水八幡宮”の【鬼やらい神事】は、
毎年、節分の前の日曜日に行われる節分行事です。
多くの節分行事よりも一足早く行われる【鬼やらい神事】は、
1日2回、宮中に伝わる古式にのっとって行われます。
まず、神職をはじめ巫女や年男・年女が本殿前の舞台に整列すると、
鬼を追い払う“鬼やらい人”が、邪気を払う桃の枝で作られた弓を
四方と今年の恵方に矢を放ち、つづいて桃の枝の剣を
「鬼やろう」の掛け声とともに四方と今年の恵方を切ります。
すると、本殿に向かって赤鬼と青鬼が雄たけびをあげながら登場。
お子さんたちを脅かしながら鬼が舞台に上がると、
待ち構えていた神職や巫女に豆を投げつけられ、退散していきます。
【鬼やらい神事】は、“福豆まき”や“神楽舞”なども行われ、
一日、境内が賑やかになります。
石清水八幡宮の節分行事【鬼やらい神事】
日時:1月29日(日)
(問)【石清水八幡宮】 電話 075-981-3001
Meets the Kyotoインフォメーション>>>>>>>>>>>>>
京都府では、宇治茶の世界文化遺産登録を目指し、
宇治茶の更なる発展を目的にさまざまな事業に取り組んでいます。
来月2月には【宇治茶世界文化遺産登録推進シンポジウム】を開催。
現在、参加者を募集しています。
お茶の一大産地であるアジアから見る“宇治茶の文化的景観”の魅力、
そして課題を共有し、その価値を次の世代に伝える取り組みなどを
考えます。
【宇治茶世界文化遺産登録推進シンポジウム】
日時:2月19日(日) 13:30~16:00
会場:京都市左京区の「京都学・歴彩館」大ホール
(地下鉄烏丸線北山駅から南へ徒歩約4分)
※ 定員は300名となっています。
(問)「京都府 農林水産部 農産課」 電話 075-414-4966