8/15 Meets The Kyoto
今日は笠置町の「木津川 灯ろう流し」をご紹介します。
京都府の最南端に位置する笠置町は、
国の史跡名勝「笠置山」を中心に、歴史と自然が調和する静かな里です。
そんな笠置町に流れる「木津川」では、
かつて水難事故などで多くの方が亡くなられたことから
犠牲者の霊を慰めるため、昭和35年ごろ、
町の和尚さんたちが一つの儀式として「灯ろう流し」を始めました。
それが現在も受け継がれている【木津川 灯ろう流し】です。
毎年8月16日に行われている【木津川 灯ろう流し】は、
日没後の午後6時30分ごろ、木津川に架かる「笠置大橋」上流の川の両岸に
約200本のトーチキャンドルが並べられ、
川面を幻想的に照らし出されるところから始まります。
キャンドルの明かりが灯ると、笠置寺のご住職が静かにお経を読み上げ、
午後7時ごろ、約600基の灯ろうが木津川に流れます。
【木津川 灯ろう流し】は、明日8月16日(火)開催。
どなたでも無料で参加することができます。
紙製の灯ろうの中のロウソクに火を灯し、
祈りとともに自らの手で木津川へ流してみませんか。
(問)「一般社団法人 観光笠置」 TEL 0743-95-2011
京都府広報課インフォメーション>>>>
展覧会【アートと考古学展~物の声を、土の声を聴け~】
会期:開催中~9月11日(日)
会場:京都文化博物館
時間:午前10時~午後7時30
休館日:毎週月曜日
内容:
世界遺産の発掘担当者や博物館の学芸員をはじめ、
考古学に関心を持つあらゆる人が4年に1度集まる
考古学のオリンピック『世界考古学会議』の京都開催を記念し、
身近な所に存在する「考古学」を
「アート」という切り口で思いきり楽しもうという展覧会。
期間中は関連イベントとして講演会や体験教室も行われます。
(問)「京都文化博物館」 TEL 075-222-0888