『air museum』荒木優光さんがリモート出演♪
『air museum(エア・ミュージアム)』
このコーナーは毎月最終水曜日(16時30分頃~)に、左京区岡崎にある「京都市京セラ美術館」で開催される展覧会や様々なイベント、そして「京都市京セラ美術館」の魅力をたっぷりとご紹介しています。
今日は…京都市京セラ美術館のザ・トライアングルで現在開催中の作品展「わたしとゾンビ」を手がけるアーティスト荒木優光さんをリモートでお迎えしました。
■荒木さんは…山形県生まれで、現在は京都に在住。
音をメインとして幅広く活動されているアーティストで、絵画や彫刻といった形のある作品ではなく、音や映像が素材となって空間をつくる形のない作品を手がけていらっしゃいます。
京都造形芸術大学(現在の京都芸術大学)では、映像を中心に実験映像からドキュメンタリー映像・劇映画までを学び、故・レイハラカミさんが先輩だったそうです。
■昔から普通の音楽ではない自分だけの音楽の形を探り、映画や舞台からの影響などで、現在の複合的な作品の形になっているそうです。
そこで、今回は荒木さんの“音と映像の世界観”をラジオを聴いている方に伝わるよう…展示作品で使用している音と共にお届け!
“音と映像”が素材となって作られる空間のデザインが、現在開催中の作品展「わたしとゾンビ」にも表現されています。
■京都市京セラ美術館のホームページ会場となっている「ザ・トライアングル」の空間では、会場の中心に大きな液晶モニターとスピーカーがセッティングされています。
その液晶モニターが回転し、色んな角度から見る、そして音を聴くことができる空間になっています。
液晶モニターには、「公園の片隅」「海岸の波打ち際」「キャンプファイヤー」の風景や、どこかで見たことがある景色にポツンとスピーカーが佇んでいる…という風景が映し出され、その風景から聴こえる自然の環境音と“ドローンサウンド(持続音)”がミックスされた作品。
■荒木さんの作品展「わたしとゾンビ」は、京都市京セラ美術館がリニューアルオープンした時に新しく誕生した展示スペース「ザ・トライアングル」で開催されています。
作家・美術館・鑑賞者を三角形のトライアングルで結び、繋がりを深められるよう、京都にゆかりのある作家を中心に気軽に現代美術に触れる企画展シリーズを開催し、京都から新しい表現を発信されています。
■荒木さんの作品展「わたしとゾンビ」は…2月28日まで開催中!
観覧は無料となっていますので、ぜひお出かけください。
■「京都市京セラ美術館」では、より気軽に美術館にお越しいただけるよう、カフェ・ショップのご利用、建物の見学など…展覧会の予約は不要ですが、混雑時は予約のない場合は入場制限をする場合があります。
※確実に入場したい方は、予約専用サイトから日時指定予約がおすすめです。
また、今後の状況により変更が出る場合がありますので、詳しくは京都市京セラ美術館のHPをご確認ください!⇨こちら
リニューアルオープンされた様子や情報などはInstagramをチェック ⇨ こちら
「京都市京セラ美術館」ご予約専用電話番号は ⇨ 075-761-0239 まで。