『別れる決心』パク・チャヌク監督のコメントをオンエア!!!!

2023.02.12

【KP AROUND】【K-Pictures】

2月17日(金)公開の映画『別れる決心』をご紹介しました!

 『オールド・ボーイ』『お嬢さん』 のパク・チャヌク監督、6年ぶりの最新作。

なんとパク・チャヌク監督のコメントインタビューもお届けすることができました!

 

Q.この作品で描きたかったこと、表現したかったことは?

大人たち、言い換えると、ある程度生きて来た人たちが感じうる寂しさや喪失感、好きな人と別れなくてはならない時に感じる喪失感、そういったことを経験した人たちが切実に感じることのできる、そんな映画を作りたかったのです。
仰々しく表現せずに心の中で大切にしていた愛、そういうものを観客が感じられるようにしたいと思いました。

 

Q.主人公のパク・ヘイルさんとタン・ウェイさんとの初タッグの感想を教えて下さい。

タンウェイさんは「レイトオータム」(2010)そして「Lust, Caution」(2007)、2本の映画を通して私がファンになった俳優でした。パク・ヘイルさんは、今まで一緒に映画作りはしていませんでしたが、共通の親しい友人が多く、度々会って食事をしたり話したりする、20年来の友人でしたが、遂に本作でご一緒することになりました。
初めてご一緒する俳優が、一人でもなく二人だったので、私には新しい経験というか挑戦のように感じられる現場でした。
タンウェイさんは、威厳があり堂々としていて、思慮深く、気品のある人であり、かつ少々頑固なところもあるので、それを脚本の人物解釈に取り入れました。
パク・ヘイルさんは…、実際の彼は、映画では様々な役を演じてきましたが、実際の彼はとても淡白で透明な人、そして生真面目な人。自分の主観がはっきりしていて、突拍子もないことをよく考えつく人で、透明なので、それがハッキリと表に現れる人。だから(本人的には)不本意ながら可笑しな(おもしろい)人です。そういった点を映画で表現しようとしましたね。

 

Q.今作で過激なバイオレンスやエロティックな描写を封印した理由を教えて下さい。

この映画を観れば直ぐにお分かりになりますが、メインの人物たちは自分の感情を上手く表現ができません。そんな状況に置かれた人たちなのです。でも観客は彼らの胸の内で何が起きているかが分からないといけないですよね? だから観客は本当に小さな表情の演技に集中しなくてはいけません。そうしてやっと、人物の心情を理解することができるわけです。したがって本作では暴力やエロティックな描写は自制する必要があった。そういう場面が多いと、観客はそれに気が行ってしまい、微妙な表情をキャッチするのが難しくなりますね。私でもそうなると思いました。だからこういう形の映画が作られたのです。

 

Q.リスナーのみなさんへメッセージをお願いします

この映画『別れる決心』は、とても静かでゆっくり進み、おとなしく威厳のある映画のように、小さな映画のように見えますが、私が思うに、人物の感情のふり幅や深みがとても大きく、また映像やサウンド面ではとてもシネマチックな性格を持っていると思います。だから劇場で楽しむには最適な作品です。
外見とは違い、とても可笑しくもあり悲しくもあり、興奮もするし、露出が少ないにもかかわらず、とても官能的でもある映画だと思います。ぜひ映画館でご覧下さい。

 

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ご応募は、こちらから! ⇒ https://fm-kyoto.jp/present/present-130890/

 

『別れる決心』 2月17日(金)公開

https://happinet-phantom.com/wakare-movie/

監督:パク・チャヌク

脚本:チョン・ソギョン、パク・チャヌク

出演:パク・ヘイル、タン・ウェイ、イ・ジョンヒョン、コ・ギョンピョ

提供:ハピネットファントム・スタジオ、WOWOW

配給:ハピネットファントム・スタジオ

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来週は、OnlyOneOfのコメントインタビューをお届けします♪

お楽しみに★

 

【オンエア楽曲】

Fighting feat.Lee Young Ji / BSS
Best Friend Ever / NCT127
Romance / JO1

Here I Stand -Anime Edit- / TREASURE
TARGET / CLASS;y

KILLING ME / iKON
PARALLEL PARALLEL / 東方神起
Choice / MINHO

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