12/26 毎月最終火曜日限定コーナー【Confidence Care Support】

2023.12.26

毎月最終火曜日限定コーナー【Confidence Care Support】

京都市西京区にある総合病院「西京都病院」の先生をお迎えして
西京都病院の取り組みや
私たちが生活をする上で気を付けたい「健康相談」の話題をご紹介します。
創立50年以上の歴史ある西京都病院は 今年3月に 新築移転。
現在は 透析、整形外科、在宅、消化器疾患に力を入れています。

第5回は
「西京都病院」から、「消化器内科」を担当されています、
玉置 大先生をお迎えしましたので「内視鏡」についてお話を伺いました。

【内視鏡】といえば、
胃がんや大腸がんなどの早期発見に欠かせない医療機器という認識ですが、
一方で、あの長い管を喉の奥に押し込んで検査をするとなると、
患者さんへの負担が大きいというイメージを持たれる方も多いと思います。

ですが先生曰く
胃カメラや大腸カメラなどの内視鏡技術は日々進歩しています。

以前は太いカメラしかなくて画質も悪かったのですが、現在では、
細いカメラを使って、鼻から胃カメラをすることもできるようになりました。
カメラの画質も見違えるぐらい良くなっていますので、
病気を診断する能力が格段に向上しているとのこと。

西京都病院には、最先端の内視鏡が導入されており、
経鼻内視鏡もできるようになっています。
また、鎮静剤という静脈麻酔を使って、寝ている間に検査をすることもできます。

10 年以上前に内視鏡検査を受けた方は皆様声をそろえて、
「あれはしんどかった」「もう二度と受けたくない」とおっしゃられますが、
最新の方法で検査を受けていただくと、「信じられないぐらい楽だった」
「これなら来年も受けられます」と喜んでいただけることが多いそうです。

さらに 検査だけではなく、内視鏡を使った治療の技術も、非常に進歩しています。
最近では早期に見つかった胃癌や大腸癌は、我々消化器内科医が、
お腹を切らずに内視鏡を使って、治すことができるようになっています。
内視鏡を使った治療の場合は、腸管を切り取る必要がないため、
臓器を温存でき、身体への負担が軽いのも特徴です。
ただ、内視鏡で治せる癌は早期発見されたものに限られますので、
そのためにも検査を定期的に受けていただくことが大切になってきます。

胃にピロリ菌がいても大腸にポリープがあっても、自覚症状はほとんどありません。
さらに言いますと、
早期の胃癌や早期の大腸癌がお腹の中に発生していても、
やはり自覚症状はありません。
だからこそ、はっきりとした自覚症状がなくても、
胃カメラや大腸カメラを定期的に受けていただくことが大切です。

西京都病院の診療体制の特徴は、
月曜日から土曜日まで毎日
消化器内科の先生が午前の診察をしているため、
いつでも消化器疾患の相談や、検査予約をすることができます。
また、火曜日、木曜日、金曜日は夕方 6 時からの夜診も行っています。

胃カメラに関しては、今日ご紹介した鼻からの検査や、
鎮静剤の使用などを選んでいただくこともでき、
胃カメラと大腸カメラを同じ日に、
鎮静剤で寝ている間に受けるということもできます。
「西京都病院」の電話番号に直接お電話ください。

地域に認知され、信頼される病院を目指す「西京都病院」は
京都市西京区にある総合病院です。
およそ80台の駐車場があるので、お車での通院も可能。
また「阪急桂駅」「JR桂駅」からの送迎も行われています。
その他詳しくは ホームページをご覧ください。

西京都病院 https://hospynkh.jp/

西京都病院 電話番号 075-381-5166

Confidence Care Support 次回は2024年 1月30日(火)です。

 

 

 

 

 

 

 

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