11/27 Meets the Kyoto
『京都文化博物館・企画展情報』
京都市中京区にある「京都文化博物館」では、
現在『異界へのまなざし -あやかしと魔よけの世界-』展が開催されています。
古来、災害や疫病など人智を超えた現象は、
“異界の住人”の仕業として考えられていました。
人々は、目には見えない世界を想像たくましく描き、
魔よけやまじないの作法を編み出して戦ってきたのです。
そんな、妖怪の姿を描いた絵巻物や、陰陽師が使った品物など、
さまざまな資料を紹介する『異界へのまなざし』展は、
2024年1月8日(月・祝)まで、開催されています。
また、歴史資料の一大宝庫として知られる
右京区の施設「陽明文庫」からシリーズで 名宝の数々を紹介している
『近衞家 王朝のみやび陽明文庫の名宝 13』も、
12月3日(日)まで開催中です。
こちらの企画展では、藤原氏五摂家の一つで、
朝廷で、摂政・関白を務めた、近衞家の資料から、
国宝「御堂関白記」をはじめとする、
選りすぐりの名品を紹介しています。
ほかにも、「日本文人画の祖」といわれる
『池大雅展 -あるコレクターの視点』は、12月3日(日)まで、
江戸時代の商家の古文書を読み解く
『町のちからⅡ -阪東屋町文書の世界-』は、12月17日(日)までの開催です。
詳しくは、「京都文化博物館」のホームページをご覧ください。