4/10 Meets the Kyoto

2023.04.10

京都府の面積に占める 森林の割合は、およそ74%。
全国平均の67%を大きく上回っています。
昔から森の木々は、建築用材や家具、工芸品づくりの材料として、
また、薪や炭など煮炊きや暖を取るための燃料として、
私達の暮らしに欠かせないものでした。
  
しかし、生活様式の変化により、
燃料として 里山から木々を利用することが少なくなるなど、
森と暮らしとのつながりが薄れてきたため、
手入れの行き届かない森林が増え、かつての健全さを失いつつあります。

特に京都には、長い歴史の中で育まれ、
地域の文化とともに大切に守られてきた、森や樹木がたくさん残っています。
これらのような「文化の森」を、未来へと引き継いでいくため、
京都府では、豊かな森を育てる府民税を活用して
京の森林文化を守り育てる支援事業】を実施しています。

この事業では、神社仏閣などの歴史的遺産と一体となって守られてきた森のほか、
山城跡などの文化遺産周辺の森、
伝統行事・伝統産業を支えてきた森の保全や、地域のシンボルとなっている
名木古木を蘇らせる活動に、100万円までの補助を行っています。

補助対象は自治会や保全団体で、支援を希望される取組を募集中です。
ご応募の締め切りは、6月9日(金)までとなっています。

「京都府森の保全推進課」
TEL: 075-414-5005
HP:https://www.pref.kyoto.jp/shinrinhozen/moribunka.html

goTop