FLAG RADIO Cornelius Vol.64(2020.9.9)
奇数月水曜日の「FLAG RADIO」、担当はCornelius、小山田圭吾さん。
この番組では小山田さんのミュージックライブラリーより、新旧ジャンル問わず、好きな音楽だけをノンストップミックスでお送りしています。
今週は「9月」をテーマにした選曲でお送りしました。
今日は暑かったですが、ピークは越えた感じがします。そんな季節が移り変わるいまの時期にフィットする、チルでレイドバックなサウンドが多めで心地よかったですね。
エンディングでは毎回セレクトした中から小山田さんが楽曲解説。
今回はPeter Kemberによるソロプロジェクト、Sonic Boomについて。
1990年に『Spectrum』をリリースして以来、約30年ぶりに新作を発表ということで、30年振りのセカンドアルバム(笑)。
ちなみにこちらが30年前、1990年のファースト『Spectrum』より「Angel」。
このピーター・ケンバー。調べていたらとても興味深かったです。
組んでいたバンド”スペースメン3”の活動停止に伴いピーター以外のメンバーがSpiritualized(!!)を結成。
一人残されたPeterはその後アルバムの名前と同じバンド、Spectrumを結成し2008年まで活動した。それと並行し活動したE.A.Rでは、My Bloody ValentineのKevin Shieldsや電子音楽、実験音楽の先駆者 Delia Derbyshireも参加し、2005年まで活動した。またプロデューサーとしても活躍し、MGMTの『Conguratulations』、 Panda Bearの『Panda Bear Meets the Grim Reaper』、Beach Houseの『7』に参加した。
(BIG NOTHINGより)
http://bignothing.net/sonicboom.html
【インタビュー前編】ソニック・ブーム、30年ぶりの新作ソロ・アルバムを語る(YAHOOニュース)
https://news.yahoo.co.jp/byline/yamazakitomoyuki/20200627-00185293/
この(かなりマニアックな)インタビューを読んでから新作を聴くと音の背景がわかります。
自然との調和、エレクトロニックでオーガニックな音楽。
商業主義とは正反対ともいえる彼の生き方、姿勢、そしてこのサウンド。
これからの時代にフィットしそうですよね。
音楽ストリーミングサービスspotifyではプレイリストを公開しているのでそちらでもお楽しみください。
【Vol.64(9/9) OA楽曲】
M01:「A Little God In My Hands / Swans」
M02:「Last Sunbeams of Childhood / Andrew Wasylyk」
M03:「Back In My Arms / Robert Palmer」
M04:「Clara Clairvoyant / Donovan」
M05:「Another Dimension / TOY」
M06:「True Freedom / Mark Champion, Gary Davenport」
M07:「Too Young To Know / Euphoria」
M08:「Modern Things / Voice Farm」
M09:「Look Around / Beat Happening」
M10:「U.F.O. / Jim Sullivan」
M11:「Like Inobe God / Can」
M12:「Hollywood / Cluster」
M13:「Things Like This (A Little Bit Deeper) / Sonic Boom」
M14:「God Bless The Child / Fifty Foot Hose」
メッセージはこちらから。
水曜日のフラレディでは今のところ番組内でメッセージを紹介していませんが、アーティストにはお渡ししています。番組の感想など是非お送りください。
■音楽ストリーミングサービスspotifyでもプレイリストを公開しています。
ぜひ、プレイリストをフォローしてお楽しみください。
※Spotifyでの番組プレイリストにはO.A.でご紹介した選曲すべてが、掲載されている訳ではありません。
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