エフエム京都放送番組審議会レポート
放送番組の適正を図るために毎月1回、各界の有識者からなる委員によって放送番組が審議されています。
α-STATIONでは、この結果を踏まえて今後のより良い番組に努めております。
※以下原稿
1.開催日時 2011年12月09日(金) 14:00~
2.開催場所 エフエム京都 会議室
3.委員の出席 委員総数 7名
出席委員 5名
柳澤伸司 (委員長) ※敬称略
斎藤英之 (副委員長)
大和まこ
稲田香一
原田裕子
放送事業者側出席者名
黒柳輝昭 (番組審議会事務局長)
三宅康教 (編成部長)
福田ちづる(編成制作グループ/プロデューサー)
4.議題 議題(1) 開局20周年記念特別番組『made in kyoto』
~Uniting with Kyoto People all the time~ について
5.議事の概要
議題(1) 開局20周年記念特別番組
『made in kyoto』 ~Uniting with Kyoto People all the time~ について
今回の審議会では、開局20周年記念特別番組『made in kyoto』 ~Uniting with Kyoto People all the time~ <11月23日 11:00-19:00(8H)放送、DJ/福岡千幸・川原ちかよ)について審議を行いました。
審議に先立ち、福田担当プロデューサーから番組について
◇開局20周年の今年を締め括る特別番組で、テーマは「絆(きずな)」
◇α-STATIONゆかりのアーティストをゲストに招いて「絆」をテーマにトーク
◇南三陸町のコミュニティFM局「FMみなさん」に電話を繋ぎ、震災被災地の
現状と活動を紹介
◇近隣の商業施設「新風館」で開催するライブの模様を生中継
旨の説明があり、各委員による自由討議が行われました。
<各委員の発言骨子>
◇全体として、単なる「お祭り」的な内容になることなく、「絆」というテーマ
に相応しい、落ち着いたトーンの特別番組で好感が持てた。
◇南三陸町「FMみなさん」のパートは、被災地の皆さんと「思い」の共有を
図ることができる有意義な取組みとして良かったと思うが、インタビュー
の内容がやや遠慮がちで、間延びした印象を受けた。
◇震災に関しては、一般的に周知の情報に終わることなく、同じラジオ局として
の視点から「防減災に役立つラジオ」の必要性や、その役割について訴求する
など、ラジオ局ならではの、いま一歩踏み込んだ構成が欲しかった。
◇今回に限らず、インタビューやゲストとのトークを構成する場合、BGMが
流れることで「トークの内容に集中できない」と感じることが多いことから、
BGMを使用しない演出方法も検討いただきたい。
次回開催 次回開催は、2月10日(金)14:00を予定しています。