“そうだ、京都でよう”奈良県桜井市散策編①「談山神社」
2010.04.14
SUNNYSIDE BALCONY、春の新企画「そうだ、京都でよう」!
今日は平城遷都1300年祭で盛り上がりを見せる奈良県に注目!
今回は 日本の歴史に深い関わりのある町ということで、
奈良県桜井市をクローズアップ♪
その中でも私、福岡が特にココロ惹かれた「談山神社」をご紹介♪
「談山神社」。
藤原鎌足の死後、留学先の唐から帰国した
息子の定慧和尚が父・藤原鎌足の霊を弔うために
遺骨を多武峰山山頂付近に埋葬。
麓に十三重塔と講堂を建立したのが始まりです。
こちらが今も談山神社のシンボル的存在となっている
「十三重塔」。
室町時代に再建されたものですが、
木造の十三重塔としては世界で唯一とされる
貴重な建造物なんです!
で、そんな「談山神社」は実は「大化の改新」ゆかりの地!
中臣鎌足(のちの藤原鎌足)と中大兄皇子が、
まだこの神社が建てられる前、大化の改新の談合、
つまり計画を練っていた場所と言われているんです!
談合が行われたから「談山神社」というわけですね。
一般的には「紅葉の名所」として知られていますが、
紅葉のほかにも、いろんな種類の桜やアジサイ、
椿といった花々が
四季折々美しい表情を見せる場所でもあります。
私が昨日伺った時は
散り始めた桜の花びらがピンクのじゅうたんのように
地面を埋め尽くしていました!
境内には重要文化財に指定されている
歴史的建造物がたくさん。
拝殿の中は畳敷きの広い空間になっていて、
大化の改新から神社の創建までの絵巻や
古文書などの資料も展示されています。
建物はもちろん、
こういった資料も見ごたえ十分です!
奈良県桜井市にある「談山神社」。
アクセスはJRまたは近鉄「桜井駅」から
バスを利用しておよそ25分となっています。