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今週のレコメンKYOTO!化野念仏寺の千灯供養

Kyoto Weekly

2018.08.20

誰とても とまるべきかは あだし野の 草の葉ごとに すがる白露
西行法師

人は誰しも この世に留まっていられるものだろうか?いや、違う。人は誰もが生を終えるさだめにある。あだし野の草の葉の一葉ずつにすがるようにくっついている 儚い露のような存在なのだ。和歌に出てくる「あだし野」は古くから、死者を埋葬する場所として知られているところです。西行法師の歌にもある「あだし野の露」は人生の無常の象徴として、広く使用されています。毎年、8月23日と24日、二十四節気では 「立秋」から「処暑」へと移ろう頃、右京区嵯峨鳥居本にある「化野念仏寺」で、「千灯供養」が行われます。境内に祀られている八千体もの無縁仏にろうそくを灯して供養する行事です。八千体もの無縁仏・・というと、何か恐ろしさを感じますが、毎年いまの時季に、ろうそくに火を灯して、供養しているからなのか?境内には とても穏やかな空気が流れています。「化野念仏寺」の「千灯供養」は8月23日(木)と24日(金)、時間は2日間とも、夕方6時からです。夜の9時には閉門します。

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