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今週のレコメンKYOTO!西郷隆盛ゆかりの地 東寺

Kyoto Weekly

2018.07.16

NHK大河ドラマ「西郷どん」の舞台でもある京都。西郷隆盛ゆかりの地で幕末と明治の激動に思いを巡らせてみるのも、京都の楽しみ方の一つといえるのではないでしょうか。例えば「東寺」も西郷どんゆかりの地です。
南区九条町にある「東寺」は 平安遷都とともに建立されたお寺です。平成6年、1994年には世界遺産に登録されました。建てられた当初、「東寺」は官寺(国立の寺院)でしたが、平安遷都を行った桓武天皇のあとに即位した嵯峨天皇は、弘法大師・空海に東寺を託しました。いまも毎月21日には弘法大師にちなんだ“弘法市”が開催されるなど、「東寺」といえば、「空海」のイメージがありますが、そんな「東寺」と「西郷どん」の関係は?1868年、「鳥羽伏見の戦い」で、幕府軍は 淀方面から御所に向かって進みました。対する薩摩軍が 本陣を置いたのが「東寺」です。西郷隆盛は 戦の状況を把握して、指示を出すために、「東寺」の、あの五重の塔に上ったといわれています。「東寺」の五重の塔といえば、高さはおよそ55m。木造の建築物としては日本一の高さといわれていて、「京都タワー」とともに、京都のランドマークタワーとして親しまれています。現在の五重の塔は1644年に再建された「5代め 五重の塔」です。「鳥羽伏見の戦い」が起こったのは それから200年以上後のことなので、私たちが眺めている五重の塔と、西郷隆盛が上って、戦の状況を見極めていた五重の塔は「同じ」なんですね。そんな風にして五重の塔を観てみると感慨深いものがあります。「東寺」はJR京都駅 八条口から歩いて15分ほど。近鉄「東寺駅」からは10分ほど。バスをご利用の場合は「東寺東門前」の停留所から歩いてすぐの到着です。今月は「21日」が土曜日。弘法さんの縁日も、いつも以上に賑わいそうです。“西郷どんゆかりの地”として、ぜひ改めて「東寺」へお出かけしてみてください。

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