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今週のレコメンKYOTO!六角堂の柳

Kyoto Weekly

2018.06.04

以前、京都観光に来られていた何人かの方にどんなときに「京都に来たことを実感しますか?」と尋ねてみたら、「舞妓さんを見たとき」という回答が目立ちました。その舞妓さんといえば、あの髪飾りには、1月から12月まで、月ごとに季節感あるカンザシが用いられているんですよね。
1月は縁起のよい「松竹梅」
2月は「梅」3月は「菜の花」4月は「桜」5月は「さつき」
そして6月は「あじさい」や「柳」。
舞妓さんのカンザシでも季節を感じることができるのが京都なんです。「柳」といえば、「六角堂」の柳の木が縁結びのご利益があるとして有名です。その昔、妃になる女性を探していた嵯峨天皇の夢枕に六角堂の如意輪観音が現れ、「六角堂の柳の下を見てみなさい」とお告げを受けました。人を遣わせてみると、柳の下には一人の美しい女性が立っていて、天皇はただちに妃として迎えました。この話から「六角堂の柳に願をかけると良縁に恵まれる」という噂が広がり、六角堂の柳は「縁結びの柳」と呼ばれるようになりました。青々と茂った枝が地面すれすれまで伸びる姿から「地ずり柳」とも呼ばれる「六角堂」の柳の木を間近で眺めれば、舞妓さんのカンザシよりも、よりダイレクトに季節を感じることができるかもしれません。

 

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