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今週のレコメンKYOTO!隋心院の小野梅園とはねず踊り

Kyoto Weekly

2018.03.19

花の主役が梅から椿、桜へと移ろう季節です。そんななかで、他の名所と比べると、やや遅めに見ごろを迎える「梅の名所」が山科区にある「隨心院」。小野梅園には約200本の八重紅梅が植えられていて、例年3月中旬から下旬に見頃を迎えます。八重紅梅は、「はねず色」と言われる白みをおびた薄い紅色の花を咲かせるため、「はねず梅」と呼ばれることもあります。そんな「隨心院」といえば、絶世の美女として知られる小野小町ゆかりのお寺でもあります。いつ生まれていつ亡くなったか?など、素性は謎だらけ。小野篁の孫という説もありますが、多くの学者さんは矛盾点が多いため否定しています。小野小町のエピソードとして有名なのが、深草少将の百夜通いですね。小野小町に求愛した深草少将は、小野小町から、「百日間、私のところに毎日通い続けたら、あなたの求愛を受け入れてあげる」と言われ、毎日欠かさず、足を運び続けましたが、百日目に大雪のため、願い叶わず凍死してしまいました。この深草少将の百夜通いを題材にした伝統行事が「隨心院」の「はねず踊り」。はねずいろの衣装に身を包んだ少女たちが、百夜通いにちなんだ華麗な踊りを披露する伝統行事です。今年は3月25日(日)の開催。「はねず梅」の咲く小野梅園の散策と、「はねず踊り」の鑑賞を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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