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今週のレコメン京都!宇治茶の季節

Kyoto Weekly

2017.04.24

松尾大社の山吹が見ごろを迎えると、いよいよ季節は「初夏」といった感じでしょうか。霜が終わり、稲の苗が生長する時季です。「霜」といえば、農業に対する影響が大きいため、「初秋」及び「晩春」に農作物に被害を及ぼしそうなとき、気象庁から「霜注意報」が発表されます。「霜」は真冬にも降りますが、真冬は農作物自体が少ないため、「霜注意報」は発表されません。興味深いのは静岡県です。「霜」はお茶にも大きな被害を及ぼすことから、お茶どころの静岡では全国で唯一、初春から晩春にかけて、翌朝の霜の有無を予想する「遅霜予報」が発表されます。茶どころといえば・・宇治でも、寒さに弱いお茶の新芽を傷つけないよう、一番茶の萌芽が宣言された頃から、「遅霜」に注意しながら茶摘みのシーズンに備えます。そんな宇治茶の定義って皆さん、ご存じですか?「京都府茶業会議所」のホームページを参考にご紹介しますと、宇治茶とは「歴史、文化、地理、気象など、総合的な見地に鑑み、宇治茶として、ともに発展してきた当該産地である京都・奈良・滋賀・三重の四府県産のお茶で、京都府内の業者が府内で仕上げ加工したものである。ただし、京都府産を優先するものとする」・・と書かれています。まぁ、難しいことはわかりませんが、とにかく宇治茶は美味しい、という強引なまとめ方でよいでしょうか(笑)。その美味しい宇治茶がひと際、美味しさを増すのが新茶の季節。♪夏も近づく八十八夜♪にあたる5月2日頃、収穫が開始されますから、間もなくですね。八十八夜の別れ霜なんて言葉もありますが、霜にも負けず、元気な新茶が摘まれてほしいものです。生産農家が新茶の収穫をスタートさせる5月2日は宇治市にある「宇治茶会館・茶業センター」で新茶の茶摘み、宇治茶の手もみ体験、美味しいお茶の淹れ方教室など、お茶にちなんだ様々な体験ができる「宇治新茶・八十八夜 茶摘みの集い」というイベントが開催されます。宇治茶づくしの一日、入場は無料、申し込みは不要です。ぜひ、お出かけください。

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