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今週のレコメンKYOTO!梅宮大社甘酒祭

Kyoto Weekly

2018.02.05

お酒好きの方ならご存知かもしれませんが、ちょうどいまは日本酒の仕込みの時期です。そんななか、お酒造りの神様としても親しまれている右京区の「梅宮大社」では、2月11日(日)、「甘酒祭」が開催されます。

醸造期たけなわの酒造家の皆さんから奉納された酒粕を甘酒に仕立て神前に供えて、酒造業の安全繁栄や氏子の皆さんが無事冬を越えられるように祈願します。酒粕で造られた甘酒の無料接待もあります。時間は午前9時30分から午後4時30分までです。

梅宮大社は奈良時代の政治家「橘諸兄」の母「縣犬養橘三千代」が、橘氏の氏神として、綴喜郡井手町付近に創建したのが始まりとされています。平安時代のはじめ、嵯峨天皇の皇后の橘嘉智子(檀林皇后)が現在の場所に遷しました。

ご祭神は四座。「酒解神」「大若子神」「若子神」「酒解子神」です。酒解神は大山祇神のことで、その娘さんが酒解子神=木花咲耶姫命です。酒解子神は大若子神=瓊瓊杵尊と一夜の契りを結んだところ、小若子神=彦火火出見尊が生まれたことから、大喜びで、狭名田の稲をとって天甜酒を造り、飲んだといわれています。このことから、梅宮大社は安産と酒造の神様として親しまれているわけです。

神社を現在の場所に遷した壇林皇后は、皇子に恵まれなかったそうですが、本殿横にある「またげ石」をまたいだところ、子供を授かったという言い伝えもあり、このため、「またげ石」をまたげば、子宝に恵まれるという言い伝えも残されています。

“花の名所”としても有名で、社名の「梅」のほか、杜若や花菖蒲、八重桜、椿、ツツジ、アジサイの美しさで知られています。また、最近は岩合光昭さんがここで猫の写真をよく撮影するらしく、猫好きにとっても人気らしいです。

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