LET’S “KYO” TOGETHER~今日からはじめる 京からはじまる~

20170806

このコーナーでは「京都のためのちょっといいこと」をテーマに,
リスナーの方にも参加できる京都のまちづくりの取組を紹介しています。
今日は,貴重なフィルム映像の保存・活用や,
映画文化の発信に取り組まれている
おもちゃ映画ミュージアムの太田米男さんにお話を伺いました。
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「おもちゃ映画ミュージアムについて」
おもちゃ映画ミュージアムは,映画文化を多くの方に知っていただき,
次世代に引き継いでいくことを目的に活動している映画の博物館で,
2015年5月18日の国際博物館の日に開館しました。
日本の戦前の無声映画などは,大半が失われてしまっており,
京都で作られた映画もほぼ残っていない状況ですが,
失われたフィルムの一部は,家庭用の玩具映写機を販売するために
切売りされた30秒~3分程度の短いフィルムとして現存しています。
おもちゃ映画というのは,この切売りされていたフィルムのことで,
過去の貴重な映像が残されており,ミュージアムでは,
この映像をご覧いただくことができます。
また,館内には,一般家庭用の手回し玩具映写機やその映像の他,
静止した絵が動くアニメの原理が分かる,映画の原点になった光学玩具,
ガラスの板に描いた絵を壁に映すマジック・ランタン,
19世紀の写真など,映画の歴史を知ることができる様々なものを展示しています。
展示以外にも,講演会や無声映画に活弁や音楽伴奏を付けて上映する上映会,
若手の研究者による研究発表会,ワークショップなどを行っています。
また,所蔵の映像を地域イベントなどで出張上映することなどにも取り組んでいます。
おもちゃ映画ミュージアムは,中京区壬生馬場町にあり,月曜と火曜を除く,
午前10時30分から午後5時まで開館,入場料高校生以上500円,中学生300円
小学生以下無料となっています。

「京都ニュースというフィルム保存の取り組みについて」
昭和31年から平成6年頃まで市役所が制作し,
京都市内の映画館で本編作品の前に上映していた「京都ニュース」の
映像フィルムが大量に見つかりました。
フィルムには,市内の季節の風物,祭りなど,
多岐にわたる市内のトピックスが記録されており,
まさに京都市の歴史を知ることができる宝物です。
この京都ニュースのフィルムを次世代に継承できるように保存を進め,
広く市民の共有財産として活用していきたいと考えています。
現在,京都市が実施している“みんなごと”のまちづくり推進事業に,
フィルムを保存・活用する提案をし,京都市と一緒に取組を進めていこうとしています。
また,10月の京都国際映画祭では,60年前の「京都ニュース」の映像をまとめて上映します。
吉本の芸人さんの司会で面白く上映させていただく予定です。

「活動を資金面から支える会員やサポーターを募集されています」
おもちゃ映画ミュージアムの活動に賛同し,
活動を資金面から応援していただける会員やサポーターを募集しています。
会員には,「正会員」と「学生会員」,
サポーターには「個人サポーター」と「企業サポーター」があり,
会員やサポーターになっていただいた方には,
復元作品のDVD,Tシャツなどをもらっていただける特典をご用意しています。
映画などの映像を保存することは,歴史や文化財を保存することに繋がります。
こういった貴重な映像を保存していくためには,皆さんの応援が必要です。

詳しくは,「おもちゃ映画ミュージアム」と検索し,ホームページをご確認ください。

お電話でのお問い合わせは,おもちゃ映画ミュージアム
「075-803-0033」へお願いします。

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