LET’S “KYO” TOGETHER ~今日からはじめる 京からはじまる~

20170409

このコーナーでは,「京都のためのちょっといいこと」をテーマに,
リスナーの方にも参加できる京都のまちづくりの取組を紹介しています。
今日は,京町家や京都の生活文化の価値を発信する活動に取り組まれている
NPO法人うつくしい京都の理事 富家大器さん,理事の石盛真徳さん,
会員の相澤恵美子さんにお話を伺いました。
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「NPO法人うつくしい京都の活動について」
うつくしい京都は,京町家の価値が社会的に見直されてきた時期である
2002年11月に発足し,今年で活動を始めて15年になります。
京都の美しいまち並や暮らしなどの生活文化の研究を行うとともに,
こういった文化が未来にどうあるべきかを考え,
次世代へ橋渡しすることを活動の目的にしています。
現在,主に取り組んでいる活動には,祇園祭の後祭で,
北観音山を出す六角町に位置する「京都生活工藝館無名舎・吉田家」を拠点に,
京町家の持つ生活文化の価値を発信するという活動があります。
この活動では,祇園祭山鉾連合会・前理事長の吉田孝次郎さんを毎回の講師に迎え,
京都の生活文化を学んでいただく「吉田塾」の開催や,
文化財建造物の保全活用を行う,文化庁からの委託事業などに取り組んでいます。
歴史都市である京都市の中心部は,国の重要な歴史的街区として街並み及び
景観が保全されているべき地域なのですが,様々な開発行為などにより,
京町家が取り壊されてしまっている現状があります。
近年は,景観に配慮し,マンションやホテルの一階部分に,
京町家のファサードを模した意匠が取り入れるなどの工夫も見られますが,
それらは次善の策で,本来の京町家の持っていた価値とは異なります。
今後は,京町家での様々な体験をもとにした
生活文化の伝承にも取り組んでいきたいと考えています。                                

「吉田塾2017の参加者を募集中」
うつくしい京都では,京都の生活文化をより深く学び,
これからの京都を考える場として,
祇園祭山鉾連合会・前理事長の吉田孝次郎先生が語る連続講座
「吉田塾」を2013年より開講しています。
吉田塾は,四季折々の京町家での室礼を鑑賞してもらうために
年5回程度開催しており,今年度の第1回は,敷物に網代を敷き,
建具をたて葦戸夏座敷に替えた夏座敷を体験していただくもので,
6/18(日)に開催します。
吉田塾の開催時には,京都生活工藝館無名舎・吉田家所蔵の夏の衣装,
帷子を展示し,衣装と生活文化の関わりなども学んでいただいています。
第2回は,祇園祭の後祭りの曳き初めに合わせて,7/20(木)に開催します。
会場は,中京区新町通六角下ル西側の京都生活工藝館無名舎で,
参加費は,一般が各回2,500円になり,現在参加者を募集中です。                         
定員は,先着20人ですが,第1回と第2回については,
既に,定員の半分ぐらいに達していますので,早めにお申込みください。
申込方法は,メールのみになります。
詳しくは,「うつくしい京都」と検索し,ホームページをご確認ください。

「会員や寄付を募集されています。」
会員には,活動を担っていただく「正会員」と,活動趣旨に賛同いただき,
資金面をサポートしていただく「賛助会員」があります。
他にも,京都地域創造基金の仕組みを利用し,
「京都生活工藝館無名舎・吉田家」の
保存・活用のための寄付を募集するプロジェクトに取り組んでいます。
吉田家は,京町家の生活文化の発信源となっている大型京町家ですが,
現在は当主が一人で建物の維持管理作業を行っておられ,
継続的に維持管理していくために,幅広い支援が求められています。
今回のプロジェクトでは,建物の保全改修工事と,
より多くの見学者を受け入れるための事前予約受付システムの開発を行う予定です。

詳しくは,「うつくしい京都」と検索し,ホームページをご確認ください。
お問い合わせは,ホームページのメールフォームからお願いします。

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