LET’S “KYO” TOGETHER ~今日からはじめる 京からはじまる~

20161204

このコーナーでは,「京都のためのちょっといいこと」をテーマに,
リスナーの方にも参加できる京都のまちづくりの取組を紹介しています。
今日は,救急時などに役立つ,「救急医療情報キット」の普及活動に取り組まれている
京都救急医療情報キットを作る会の 山本智子さんにお話を伺いました。
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「京都救急医療情報キットを作る会の活動について」
私達は,5年前から「救急医療情報キット」をみなさんに作ってもらうよう,
PRする活動を続けてきています。「救急医療情報キット」の「救急」は,
救急車の救急,「医療情報」は,持病や飲んでいるお薬などの情報,
「キット」というのは,容器という意味です。
これは,しんどくなって救急車を呼んだとき,意識がなくても,言葉を喋れなくても,
必要な情報を,救急隊員に知らせることができるように,
あらかじめ元気なうちに自分で用意しておくもので,
「もしも」のときに役立つ,お守りみたいなものです。
ここ数年,京都市内では,毎日平均230人前後の方が,救急車のお世話になっており, 
その半数は,高齢者で,土日に具合が悪くなると,
かかりつけのお医者さんと連絡がとれないということがよくあります。
そこで,独り暮らしの高齢者や,健康に不安を抱えながら暮らしておられる皆さん,
自宅でご家族の介護をされている皆さん達が,
ちょっとでも安心して生活していただけることを願って,主に2つの活動を続けてきました。
一つは,京都市内の医療機関や社会福祉協議会さん,高齢者サロンさんなど,
高齢者と関わることの多いところへ,また全国からご要望があった自治体や団体へ,
救急キットの見本を作って,届ける活動を行ってきました。
もう一つは,HPを作成し,誰でも,当会のHPのデータを利用することで,
自分で,簡単にキットを作ることができる方法を紹介してきました。

「救急医療情報キットを作るにはどのようにすればいいのか?」
市販のキットもあるのですが,「手作りの救急医療情報キット」の作り方は,
とても簡単で,リーズナブルです。
必要なものは,3つ,パソコン,プリンター,そして100円ショップなどで買える,キットの容器です。
そして,キットを作る手順は,4つです。まず,パソコンで,
HPから情報用紙をダウンロードして印刷し,自分についての情報を記入します。
次に,キットの中に一緒に入れる保険証や診察券をコピーします。
そして,それらを,全部,用意した容器の中に入れて,冷蔵庫に保管します。
最後に,冷蔵庫のドアと家の玄関のドアの内側に,
「冷蔵庫にキットがありますよ」というシールを貼ります。
駆け付けた救急隊員にシールを見てもらい,冷蔵庫でキットを見つけてもらうためです。
5年間で,いろんな種類のキットを作ってきましたし,
外出時に役立つ携帯用のキットの作り方も紹介していますので,
詳しくは,「京都 救急医療情報キット」と検索し,ホームページをご確認ください。

「救急医療情報キットの普及活動に協力いただける方を募集中」
実は,数年前から,京都市内でも,西京区や地域包括センターさん,
各地域の民生児童委員さんにより,救急医療情報キットを配る取組みが始まっているのですが,
対象が,高齢者限定など,まだ皆さんに配布されていない状況があります。
この5年の間,京都市内の医療機関,社会福祉協議会さん,高齢者サロンさん,
HPを見てメールでお問い合わせいただいた個人の方へ,
手作りの救急医療情報キットをお届けしてきたのですが,
まだまだ救急医療情報キットのことを知らない方も多いと思います。
そこで,京都市内の,町内会,自治会,商店街,高齢者サロンさんといった,
地域のみなさんで,地域の高齢者のために,また,ご自分達のために,キットを作って,
配布していただく取組が広がってほしいと思い,今回,出演させていただきました。
私自身も,自宅で家族を介護していて,よく救急車のお世話になるのですが,
キットのお蔭で必要な情報をすぐに渡せるので,パニックにもならず,いつも助かっています。
また,キットは,災害時にも,役立ちます。
まだ,キットを用意していない,という皆さん,
ぜひ,この機会に,手づくりの救急医療情報キットを作る取組にご協力ください。
詳しくは,「京都 救急医療情報キット」と検索し,ホームページをご確認ください。

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