12/14 Meets the kyoto

2016.12.14

今日は与謝野町の「ちりめん街道」をご紹介します。

 

京都府北部に位置する与謝野町の旧街道・加悦地区は、
江戸時代から明治、大正、昭和初期にかけ、
丹後の高級織物「丹後ちりめん」で栄えた町で、通称【ちりめん街道】と呼ばれています。

"ちりめん産業"によって発展した【ちりめん街道】には、
江戸時代に建てられた丹後ちりめん商家「旧尾藤家住宅」をはじめ
明治時代のちりめん工場「西山工場」や、
融資の担保に丹後ちりめんを扱った銀行の蔵「旧丹後産業銀行」、
生糸の相場をいち早く知るために利用された「旧郵便局」など
その当時の面影がうかがい知れるスポットが数多く残る
重要伝統的建造物群 保存地区に選定されています。
また【ちりめん街道】の起点となっている「旧加悦町役場庁舎」は
現在観光協会として利用されていて、
昭和初期の最新技術で建てられた近代建築として当時の繁栄ぶりを今に伝えています。

散策するだけでも風情を感じられるモダンな街並み【ちりめん街道】。
先人に思いを馳せながら、着物で歩いてみませんか?

(問)与謝野町観光協会 電話 0772-43-0155

Meets the Kyotoインフォメーション>>>>>>>>>>>>>

京都市左京区北山にある「京都府立 陶板名画の庭」では現在、
光や音、色などで“古典”をリスペクトしたアートプロジェクト【光の庭】が開催されています。

このプロジェクトは、2020年に開催される東京オリンピックに向けて北山エリアをアートで活性化しようと始まった催しで、
現在は展示入替期間となっていますが、会期後半の今週15日(木)からは、
現代美術作家“ヤマガミ ユキヒロ”さんの〈能〉をモチーフにしたプロジェクション作品などが展示されます。

「京都府立 陶板名画の庭」で開催されている【光の庭】
日時:12月15日(木)~12月25日(日)
時間:17時~20時
※【入場無料】

(問)京都府 文化政策課 電話 075-414-4281

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